早田ひなの奮闘に海外ファン「彼女は真のチャンピオン」

　卓球の世界選手権個人戦が27日、南アフリカ・ダーバンで行われ、女子シングルス準決勝では世界ランク10位の早田ひな（日本生命）が同1位の孫穎莎（中国）に1-4で敗れた。決勝進出を逃す銅メダルだったが、中国勢以外では今大会男女シングルス唯一のメダル獲得。ワールドテーブルテニス（WTT）がうつむく画像を公開すると、海外ファンから「闘争精神には驚きだよ」「誇らしい」と労いの声が相次いだ。

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　懸命に立ち向かう場面だった。スポットライトを背に受けた早田。うつむきながら頭に手をやっているところだった。26日の準々決勝では、同3位の王芸迪（中国）と対戦。最終第7ゲームは21-19の死闘だったが、最後に勝ち切って涙を流した。

　WTT公式インスタグラムが準決勝の画像を公開。海外ファンからは戦いぶりへの称賛など様々な反響が集まった。

「彼女のファイティングスピリットはアンビリーバブルだよ。自分を誇りに思うべき」
「シャシャに勝つことだけでも大きな成果だよ」
「ベストを尽くして。世界No.1を倒すにはベストを尽くすしかないから」
「彼女は真のチャンピオン。やるべきことは全てやったし、彼女のプレーはアメージングだった。とても誇らしい。チャンピオンよ、悲しまないで。あなたは素晴らしかった」

　中国勢以外では、今大会男女シングルスで唯一のメダル獲得。立ち向かい続けた姿が脚光を浴びていた。