世界ライト級4団体統一戦・ヘイニー―ロマチェンコ戦

　ボクシングの世界ライト級4団体統一戦は20日（日本時間21日）に米ラスベガスのMGMグランド・ガーデンアリーナで行われる。4団体統一王者のデビン・ヘイニー（米国）に元世界3階級制覇王者でWBC＆WBO1位、WBA＆IBF3位のワシル・ロマチェンコ（ウクライナ）が挑戦するビッグマッチ。19日（同20日）は前日計量で両者ともにパスしたが、フェイスオフでヘイニーがロマチェンコを突き飛ばし、早くも一触即発ムードに包まれた。

【注目】“くいこみ”問題やズレ、ムレ、モレの悩みを軽減！　大学生アスリート６人がCW-X「スポーツ専用ショーツ」を試してみました（W-ANS ACADEMYへ）

　ヘイニーが134.9ポンド（約61.2キロ）、ロマチェンコが135ポンド（約61.2キロ）でクリアした計量後に行われたフェイスオフ。ヘイニーはにらみ合った状態で何やらぶつぶつと話しかける。ロマチェンコはそれに応じることなく余裕の笑みを浮かべていた。しかし、突然、ヘイニーがロマチェンコの肩を両手で突き飛ばした。一気に騒然とする会場。ヘイニーは関係者に止められ、興奮した表情で舞台裏に下がった。ロマチェンコは特に驚いた様子もなく、平然とした様子だった。

　一触即発ムードで幕を閉じたフェイスオフ。果たして、今週末のボクシング界注目のビッグマッチはリングでどんな戦いが繰り広げられるのか。