ヤンキース戦に「2番：DH」で出場

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は20日（日本時間21日）、敵地ヤンキース戦に「2番・DH」で出場して3打数無安打に終わり、チームも3-9で敗れた。試合前にはヤンキースのエース、ゲリット・コール投手が大谷について言及。改めて「才能豊か」と語った上で「次の世代の野球選手たちを感化させる存在だ」と最大級の賛辞を送った。

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　今季初のヤンキース3連戦に臨んだ大谷。投手としての登板はなかったものの、18日（同19日）の初戦では弾丸ライナーの4号本塁打を放ち、19日（同20日）の試合では昨季MVPを争ったヤンキースのジャッジに“HRキャッチ”されるシーンが脚光を浴びた。

　辛口のNYメディアからも注目を集める中、米ニューヨーク州地元局「YESネットワーク」公式ツイッターは、コールが試合前番組に出演して大谷に言及した動画を公開。「彼は才能豊か。パワーは桁違いだし、目と腕の協調も飛び抜けている。それに、彼は投手でもあるから、ピッチャーが何を考えているのか理解できるという唯一無二の優位性があるよね。それと同時に圧倒的な打者でもあって両方を熟知している」と絶賛するとともに「正直に言って、次の世代の野球選手たちを感化させる存在だよ」と影響力の大きさにも触れていた。

　コールは2季前のシーズン中、「俺はとてつもない才能を持つショウヘイ・オオタニの大ファンだ」とMLB公式サイトに語ったことが話題に。昨季対戦では豪快な3ランを被弾している。今回の3連戦で登板機会はなかった。