レッドソックス戦に「2番・投手兼DH」で先発出場

　17日（日本時間18日）に行われた敵地レッドソックス戦に「2番・投手兼DH」で先発出場した米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手。雨中の登板でハプニングが続出する中、塁上では着用したジャケットのジッパーが壊れるアクシデントが発生。米メディアの間で「オオタニが唯一できないこと」と報じられるなど話題になったが、これに米ファンも反応。「彼も人間だ」「みんな経験あるよね」と共感の声も上がっていた。

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　予想外の苦労を強いられた。初回の第1打席で中前打を放ち、一塁上で防寒用のジャケットが用意された大谷。袖を通したものの、ジッパーがきちんと閉まらず、片側だけ上がってしまった。その後、首元まで上げて閉まったと思われたが、持ち手の部分がポロリ。壊れて胸元が開いてしまった。ジャケットを脱いで確認。直らないと判断したのか、苦笑いしながら一塁コーチに渡し、結局ユニホーム姿で塁上に立った。

　複数の米メディアがツイッターで動画を公開し「ショウヘイ・オオタニが唯一できないことかもしれない」などと報じたシーン。なんでもできる大谷を襲ったハプニングに、共感した米ファンからもさまざまな声が上がった。

「ついに彼にできないことを見つけた！」
「ジッパーの記念1/1カードが近々出るぞ！」
「彼はジッパーには力強すぎた」
「まさか！　彼がまるで私たちのようだなんて知らなかった……驚きだ」
「彼が人間だって!?　そんなまさか」
「みんな経験あるよね」
「ドジャースが新しいの買ってくれるよ」
「彼も人間だ」
「YKKのジッパーじゃないからに違いない」

　日本人ファンからも「可愛い　可愛い　可愛い」「ギャップ萌えなんて遠い世界のことだと思ってたけど…」「チャックを破壊してもかわいいのなんで」「ほんと、あたふた？？してて可愛かった」「焦ったらこうなるのは大谷も同じ」といった声が集まっている。

　大谷は雨による中断の影響もあり、2回無安打1失点、31球で降板。打者としては2安打を放ち、チームは5-4で勝利した。レッドソックスとの4連戦を1勝3敗で終え、18日（同19日）からニューヨークでヤンキースとの3連戦に臨む。