調整中の傘下3Aアイオワで今季初本塁打

　米大リーグ・カブスの鈴木誠也外野手は12日（日本時間13日）、カブス傘下3Aアイオワでロイヤルズ傘下の3Aオマハとの一戦に「2番・右翼」で先発出場。初回の第1打席でバックスクリーンへ豪快な今季初本塁打を放った。左脇腹痛からの復帰を目指す中で順調な調整ぶりを示す一発となったが、出迎えた自軍ベンチでのセレブレーションに、日本人ファンから「大谷のパロディ」「工事用ヘルメットは草」など爆笑のコメントが上がっている。

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　喜び合うベンチで意外な物が待っていた。第1打席の初球をフルスイングし、バックスクリーンへ飛び込む会心の本塁打を放った鈴木。ダイヤモンドを悠々と一周し、自軍ベンチへ戻ってチームメートとハイタッチをかわした。次の瞬間、白色の工事用ヘルメットが登場。被っていたヘルメットに代わって鈴木の頭にすっぽりと納まると、ベンチ内は大爆笑。鈴木も満面の笑顔を見せ、両手を上げながらハイタッチを続けていった。

　アイオワ・カブス公式ツイッターは「セイヤがsee ya（またね）と言った！　1回に同点」とシャレが効いた文面とともに動画を公開。ツイッター上の日本人ファンから「大谷のパロディやりたいとか言ってそう」「安全第一」「怪我すんなってことやろ」「まじおもろい」「工事用ヘルメットは草」「エンジェルスのカブトならぬ工事用のヘルメットとは…」「似合いすぎて笑った」といった爆笑コメントが上がっている。

　鈴木は2月下旬に左脇腹を痛めて日本代表を辞退し、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）を欠場。メジャー2年目のシーズンに向けて、8日（同9日）のマイナー戦から実戦復帰している。