米メディアが日本代表を特集「日本のスターはオオタニだけではない」

　野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）が3月に開幕する。米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手ら豪華な面々がメンバー入りしている日本代表について、米メディアも注目。「ショウヘイ・オオタニはWBCで輝くだろうが、日本のスターは彼だけではない」として、日本で活躍する若き右腕を「大ブレークスターになる可能性がある」と紹介した。

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　米放送局「バリースポーツ」は、米国代表の主将を務めるエンゼルスのマイク・トラウト外野手が「ショウヘイとチームについて話していると、彼は『自分はチームで最高の選手ではない』と言ってくるんだ。ショウヘイより凄いやつがいるわけないけどね」と会見で苦笑いで明かしたことに言及。トラウトの発言に同調しながらも、「日本のスターは彼だけではない」とメンバー入りが内定している30人の中でも注目の選手を取り上げた。

　大谷の他に、パドレス・ダルビッシュ有投手、カブス・鈴木誠也外野手、カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手、そして今季からレッドソックスに移籍する吉田正尚外野手の4人のメジャーリーガーが名を連ねていることに触れつつ、NPBで活躍する選手も紹介。特にロッテ・佐々木朗希投手については「大ブレークスターになる可能性がある21歳」と詳細に伝えた。

「昨年4月に完全試合を達成。その試合では感覚を狂わせる13者連続奪三振を含む19人の打者から三振を奪った。異常なノビを伴う100マイル（約161キロ）に達する速球と破壊的なスプリットを持っている」

　昨年4月10日の本拠地オリックス戦で完全試合を達成したときには米メディアも続々と反応するなど、海を渡ってその存在を知らしめた佐々木。国際舞台でさらに世界の度肝を抜く活躍が見せられるか、注目だ。