ブライトンはリバプールを抜いて7位浮上

　海外サッカー、英1部プレミアリーグのブライトンは14日（日本時間15日）、強豪リバプールに3-0で快勝。先制点を演出した日本代表MF三笘薫に対しての称賛はとどまるところを知らない。英紙は「ボールを持つ度、何かが起こりそうだった」と称賛。ビッグクラブへのステップアップにも期待が高まっている。

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　先発した三笘は後半1分、ペナルティーエリアでボールを受けると体勢を崩しながらパス。対峙したイングランド代表DFアレクサンダー＝アーノルドも問題にせず、走り込んだMFソリー・マーチの先制点を演出した。これでブライトンが7位に浮上。一方、2019-20年シーズン王者リバプールは9位に転落した。

　今季低迷する名門に悪夢を見せた三笘。英紙「デイリー・エクスプレス」は、「リバプールの危機は新たな深みへ　カオル・ミトマがユルゲン・クロップ監督をズタズタに切り裂く」と見出しを打って脚光を浴びせた。「どのブライトンサポーターも口にするカオル・ミトマという存在がいる。彼は素晴らしい才能だ。彼のペースとトリックには感心するしかない」と脱帽。このように称えた。

「ミトマがボールを持つ度に、何かが起こりそうな予感がした」「ミトマはトロサールとは違うタイプだが、より危険でより止めるのが難しい選手だ。彼の加速はリバプールにとって大きな問題だった」

　三笘は、W杯でも日本代表として活躍。大会後のリーグ戦では2戦連続ゴールをマークするなど調子を上げている。記事では、「ブライトンの才能を見抜く力は、プレミアリーグや欧州でも素晴らしいものがある。ミトマの獲得を目指すチームは少なかったが、彼は新しい行先を告げられるだろう」とビッグクラブへのステップアップにも期待していた。