柴崎は原口の先制弾を見事なスルーパスでアシスト

　サッカーのワールドカップ（W杯）ロシア大会は2日（日本時間3日）、決勝トーナメント1回戦で日本はベルギーに2-3で敗れ、史上初の8強進出を逃した。一時は2点をリードしながらも、最後は後半アディショナルタイムにカウンターから決勝点を許した。前評判を覆して奮闘した日本代表。MF原口元気の1点目をアシストしたMF柴崎岳を、スペインメディアが称賛している。

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　美しいスルーパスだった。後半の3分、乾からパスを受けた柴崎は、センターサークル付近からベルギーの最終ラインの裏を狙ってスルーパスを送った。これに反応した原口が抜け出し、右足でゴールネットを揺らして見せた。

　鮮やかなスルーパス。視野の広さを見せ、先制弾を演出するなど奮闘した柴崎に対して、スペインメディア「eldorsal.com」はこう称賛している。

「ガク・シバサキの夢の舞台は幕を閉じた。元テネリフェ所属で、ベルギー相手に野心溢れるパフォーマンスを見せた日本代表における顔役の一人は、痛恨の敗戦でW杯に別れを告げることになった」

「シバサキはハラグチへのアシストを決めるなど特筆すべき活躍を見せた」

　現在はスペイン1部ヘタフェに籍を置く柴崎。敗れはしたが、その見事なアシストに現地メディアも拍手を送っていた。