ドイツ紙は国内文化の伝統も紹介「東京ではごみの持ち帰りが習慣」

　また、ヨーロッパではドイツ紙「ディ・ヴェルト」は「ファンが試合後にスタジアムを掃除する日」と特集。「日本では各所に空瓶が転がっていることなどなく、東京ではごみを持ち帰って捨てることが慣習となっている」と試合会場はもちろん、日本国内も美化の伝統が根付いていると紹介している。

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　英紙「サン」も「清掃員：日本のサポーターがコロンビア戦勝利後にスタジアムを片付け、最高のゲストとの評判を強固にした」と特集。「なぜ、日本は最高のファンを持っているのか再び示した」と称賛すれば、フランス紙「ル・フィガロ」も「日本とセネガルのファンがスタンドを掃除」と報じている。

　欧米各国で注目を浴びている日本人サポーター。同じく称賛の対象になっているサポーターを持つ次戦セネガル戦では綺麗な客席が保たれるだろう。ピッチでは熱く激しく、客席はクリーンに。日本人の美徳が、W杯に新たな価値を示す一戦となるかもしれない。