キャディーと“ロボット作戦”で5位の脇元華 「右向いて」→「わかった」と即プレー
女子ゴルフの国内メジャー・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯第2日が9日、京都・城陽CC(6555ヤード、パー72)で行われた。18位で出た24歳・脇元華(GMOインターネットグループ)は5バーディー、1ボギーの68で回り、通算7アンダーの5位に浮上。前週まで5試合連続予選落ちだったが、感情を入れず、コースマネジメントも帯同キャディーに任せる「ロボット作戦」が奏功。親交のある17歳のアマチュア・馬場咲希の活躍にも「負けないように」と刺激を受けた。菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)、山下美夢有、川岸史果(ともに加賀電子)が通算9アンダーで首位。
![日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯、通算7アンダーで5位に浮上した脇元華【写真:Getty Images】](https://the-ans.jp/wp-content/uploads/2022/09/09181115/20220909_wakimoto_hana.jpg)
日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯第2日
女子ゴルフの国内メジャー・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯第2日が9日、京都・城陽CC(6555ヤード、パー72)で行われた。18位で出た24歳・脇元華(GMOインターネットグループ)は5バーディー、1ボギーの68で回り、通算7アンダーの5位に浮上。前週まで5試合連続予選落ちだったが、感情を入れず、コースマネジメントも帯同キャディーに任せる「ロボット作戦」が奏功。親交のある17歳のアマチュア・馬場咲希の活躍にも「負けないように」と刺激を受けた。菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)、山下美夢有、川岸史果(ともに加賀電子)が通算9アンダーで首位。
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脇元はロボットになり切っていた。同年齢で気が合う湯本開史キャディーが「ピンの5ヤード右を向いて」と言えば、「わかった」と即答。ピンチの場面でも指定されたポイントにボールを刻んだ。
「予選落ちが続いたのは調子が悪かったのではなく、私のコースマネジメントが下手くそ過ぎることに気づいたからです。なので、この大会はキャディーさんにマネジメントを任せることにしました」
ロボットになり切るため、感情を出さないことも徹底した。
「バーディーが来ても喜ばないようにしているので、この2日間はキャディーさんとグータッチもしていません。私が『ここでバーディーがほしいな』とつぶやくと、キャディーさんが『感情を出さないんでしょ』と注意してくれますが(笑)」