NEC軽井沢72ゴルフトーナメント最終日

　女子ゴルフの国内ツアー・NEC軽井沢72ゴルフトーナメントは14日、軽井沢72ゴルフ北C（6679ヤード、パー72）で最終日が行われ、36位で出た22歳の菅沼菜々（あいおいニッセイ同和損保）が8バーディー、ボギーなしの64で回り、通算11アンダーの8位と猛追した。大会ベストスコア賞（提供：軽井沢72ゴルフ）で賞金30万円を獲得。「ぬいぐるみを買おうかと。大人買いします」と使い道を明かした。20歳の岩井千怜（ちさと・Honda）が通算13アンダーでツアー初優勝。

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　菅沼は最終日に怒涛のバーディーラッシュ。インスタートの前半に5つ、後半に3つを奪ってみせた。「初日からショットが良くなかったので、今日は心配でした。ショットも入ってくれて、パットも入ってくれたので良かったかなと思います。フェアウェーにも今日が一番行きましたし、パーオン率も高かったので、それが良かったかなと思います」と振り返った。

　64は3日間を通してのベストスコア。同スコアなら複数均等割りだったが、一人しかおらず、賞金30万円を獲得した。ベストスコア賞に関しては「嬉しいです」とコメント。賞金の使い道に関しては、「最近『ちいかわ』ってキャラクターにハマってます。その中の『ハチワレ』っていうのが好きなので、そのぬいぐるみを買おうかと思います。大人買いします」と明かした。漫画「ちいかわ　～なんか小さくてかわいいやつ～」の登場キャラクターが好きなようだ。

　東京都出身で18年7月にプロテスト合格を果たした。昨季は賞金ランク47位、メルセデス・ランク45位でシード権を獲得。今季のトップ10入りは9度目となり、ツアー4位の好成績だ。「もともとシーズン始まる前にメルセデス・ランク15位以内っていうのを目標にしていた。どっかで勝たないとそこにはは入れないので、優勝したいですけど、届かないですね」。悲願の初Vまであと少し。報われるその日まで戦い続ける。