大谷翔平が104年ぶり偉業へ先発登板

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は3日（日本時間4日）、本拠地アスレチックス戦に「2番・投手兼DH」で先発した。試合前には球場外に長蛇の列。地元局が動画を公開した。米実況も「歴史を作るチャンス」と期待を寄せている。

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　大谷は客を呼ぶ。球場外には長蛇の列があった。エンゼルスのユニホームを着たファンたちがズラリ。老若男女問わず、試合を待ちわびているようだ。勝てばMLBで1918年ベーブ・ルース（当時レッドソックス）以来104年ぶりの2桁勝利＆2桁本塁打を達成する一戦。歴史的瞬間が期待される。

　動画を公開したのは、米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」。実況のパトリック・オニール氏も「エンゼルスタジアムでショータイムだ！　ショウヘイ・オオタニが歴史を作るチャンス。これ以上何が望めますか!?」と興奮気味だった。

　大谷は初回に2三振を奪い、3者凡退に抑える抜群の立ち上がり。第1打席は空振り三振だった。7試合連続で2桁奪三振となれば、メジャー最多5714奪三振のノーラン・ライアンが1977年に記録した球団記録に並ぶ。