エンゼルスは31日から敵地でヤンキース3連戦

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は31日（日本時間6月1日）から敵地でヤンキースとの3連戦を迎える。辛口で知られるニューヨークメディアは「ヤンキースファンもオオタニを目撃することを心待ちにしている」と報じ、敵地での人気の高さに注目している。

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「ヤンキースはスターだらけのエンゼルスの来訪を心待ちにしている」とのタイトルで特集したのは、米ニューヨーク州地元紙「ニューズデイ」だった。33勝15敗の成績でア・リーグ東地区首位を走るヤンキースだが、目の肥えたNYファンもエンゼルスとの対戦に注目しているという。人気の筆頭は二刀流のスーパースターだ。

　記事では「ショイヘイ・オオタニ、マイク・トラウト、そして、スター軍団のロサンゼルス・エンゼルスが火曜日の夜からヤンキースタジアムで3連戦。ヤンキースファンはオオタニを目撃することを心待ちにしている。木曜日に指名打者兼先発投手としての出場が予定されている」と報じている。

　同紙は大谷が29日（同30日）のブルージェイズ戦で2本の本塁打を放ち、今季11号を記録したことを紹介。3勝3敗で防御率3.45という投手成績も伝えている。大谷は昨年6月のヤンキースタジアムでの3連戦で、2打席連続本塁打を放つなど3戦3発。投手としてもマウンドに上がり、1回途中7失点で降板したものの、大きな話題となっていた。

　大谷以外にも、昨季怪我で長期離脱した主砲マイク・トラウト外野手の復活、そして、昨季までメッツでプレーした右腕ノア・シンダガード投手の凱旋も注目ポイントに挙げている。ヤンキースのアーロン・ブーン監督は「トラウト、オオタニ、そして、ウォードの存在で、間違いなく彼らはここまでメジャー最高の攻撃陣の一つになっている」と名指しで警戒。背番号17に大きな注目が集まっている。