首位快走の広島FWパトリック、DF2人を弾き飛ばして決めた“重戦車”ゴールが話題に

　サッカーJ1では広島が好調だ。週末の試合でも仙台に3-1で快勝。首位を快走している。この1戦でブラジル人FWパトリックが決めたダメ押し弾が話題を呼んでいる。後半44分に相手を吹っ飛ばしながら、豪快に蹴りこんだ一撃をJリーグ公式YouTubeが公開。「戦車と人間が戦ってるみたい」などとファンの間で驚愕が広がっている。

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　まさしく重戦車だ。パトリックがただ前進しただけで、相手のDFを次々と吹き飛ばした。12日のアウェー仙台戦。2-1の後半44分、中央で縦パスを受けたブラジル人は、ゴールへ向かってドリブルを開始した。

　周りには仙台の選手が3人。それでも構えわずに突っ込むパトリック。両サイドからDF2人が体を寄せてくるが、全く意に介さない。逆に2人を、いともあっさりと吹き飛ばしたのだ。GKとの1対1を冷静に右足で決め、この日2点目。城福監督も会心のガッツポーズを繰り出していた。

　スピード、そして強靭なフィジカルをこれでもかと見せつけたパトリック。ファンからは「戦車と人間が戦ってるみたい」「フィジカル凄すぎる」「ボールを受けてからのゴールに向かって猪突猛進、すげーな」など称賛が相次いでいた。

　この日の2得点で10ゴールに一番乗り。得点ランクの首位を走り、好調なチームを牽引するパトリック。日本代表入りを熱望し、帰化を目指している。今後も圧倒的な活躍を見せ続ければ、待望論がさらなる熱を帯びるかもしれない。