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樋口新葉、大逆転の“涙の銀”に海外賛辞「今日のワカバはアンストッパブルな強さ」

フィギュアスケートの世界選手権(ミラノ)は23日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)8位の樋口新葉(日本橋女学館高)が145.01点をマークし、合計210.90点で銀メダルを獲得した。銅メダルの宮原知子(関大)とともにダブル表彰台を果たした17歳の圧巻の演技に対し、海外メディアは「日本にとっては素晴らしい日」「ワカバは止められない強さ」と称賛している。

樋口新葉【写真:Getty Images】
樋口新葉【写真:Getty Images】

世界選手権銀メダル、宮原とダブル表彰台「日本にとって素晴らしい日」

 フィギュアスケートの世界選手権(ミラノ)は23日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)8位の樋口新葉(日本橋女学館高)が145.01点をマークし、合計210.90点で銀メダルを獲得した。銅メダルの宮原知子(関大)とともにダブル表彰台を果たした17歳の圧巻の演技に対し、海外メディアは「日本にとっては素晴らしい日」「ワカバは止められない強さ」と称賛している。


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 悔しさすべてをぶつけた。樋口は冒頭の3回転サルコーを決めると、勢いに乗った。上位陣にミスが相次ぐなか、ほぼノーミスの演技を披露。滑り終えると感極まった表情を見せた。キスアンドクライで145.01点が表示されると、思わず涙が込み上げた。五輪を逃した17歳が、五輪で活躍したライバルたちを抑え、堂々の銀メダルを獲得した。

 SP8位から圧巻の大逆転劇を海外メディアも評価している。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は「日本にとっては素晴らしい日を迎えることになった。ザギトワの波乱、コストナーの失速の恩恵を受けた形にはなったが、ヒグチ、ミヤハラがともに表彰台を勝ち取ったのだ」と宮原とともに果たしたダブル表彰台の快挙を紹介している。

 さらに、スポーツジャーナリストのバーバリー・スミス氏が「今日のワカバ・ヒグチはアンストッパブルな強さ」とツイートしていたことも紹介している。来年の出場枠「3」確保にも大きく貢献した樋口。22年北京五輪を目指して再スタートを切り、さらなる飛躍が楽しみになる銀メダルとなった。

(THE ANSWER編集部)




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