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コリアが日本から学ぶべき教訓 「合同チームにしたから敗れた」では意味がない

初勝利に20年かかった日本から学ぶべき教訓「物事には全て順序がある」

 そうした事実を踏まえ、スポーツ専門サイト「SPOTVニュース」は「女子アイスホッケー、日本も20年かかった五輪初勝利」と見出しを打ち、「同じアジアチームである日本代表の五輪の歴史から、韓国は学ぶべき点がある」と伝えている。


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 同サイトは「日本は1998年の長野五輪から開催国の資格で出場。5戦5敗、2得点45失点だった。それから16年ぶりに出場した2014年のソチ五輪ではロシア、スウェーデン、ドイツを相手に3戦全敗したが、1得点7失点と力をつけていた。そして、今回の平昌五輪ではスウェーデンに1-2、スイスに1-3で敗れたが、接戦を演じた」と、日本の成長ぶりを報じている。

 そして「物事には全て順序がある」と韓国女子アイスホッケーチームのこれからに期待を込め、締めくくっている。女子アイスホッケーの韓国代表は、これまで日本と7戦して全敗。平昌五輪では韓国・北朝鮮の合同チームで挑み、勝利できなかったが、今大会で学ぶべきことが多い。

「合同チームにしたから敗れた」と敗因を論じるのは、正直意味がない。これから4年後に向けて、どのようにチームを立て直すべきかを、日本が教えてくれている。

(キム・ミョンウ / Myung-wook Kim)

(金 明昱 / Myung-wook Kim)





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金 明昱

1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。著書に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。

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