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宇野昌磨、“魔物知らず”の快演に世界中が絶賛「完璧な衝撃」「ハートを奪われた」

平昌五輪は9日、フィギュアスケート団体予選が行われ、男子ショートプログラム(SP)で五輪デビューとなった宇野昌磨(トヨタ自動車)が登場し、103.25点をマーク。唯一の100点超えで、2位に10点以上を付ける圧倒的なパフォーマンスに対し、SNS上では世界中から「アメージングだ」「カリスマ的」「レジェンド」「氷上のプリンス」など、称賛の嵐となっている。

首位発進の宇野昌磨【写真:Getty Images】
首位発進の宇野昌磨【写真:Getty Images】

団体予選、転倒続出の男子SPで唯一の100点超え…SNS上で称賛の嵐「息を奪われたよ」

 平昌五輪は9日、フィギュアスケート団体予選が行われ、男子ショートプログラム(SP)で五輪デビューとなった宇野昌磨(トヨタ自動車)が登場し、103.25点をマーク。唯一の100点超えで、2位に10点以上を付ける圧倒的なパフォーマンスに対し、SNS上では世界中から「アメージングだ」「カリスマ的」「レジェンド」「氷上のプリンス」など、称賛の嵐となっている。

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 日本の“エース”は、リンクにいるはずの五輪の魔物に気づかなかった。パトリック・チャン(カナダ)、ネイサン・チェン(米国)ら男子シングルのメダリスト候補が次々に転倒し、波乱となった男子SP。フィギュア日本の先陣を切った宇野は圧巻だった。

 冒頭の4回転フリップで左手をつくミスがあったが、4回転―3回転トーループのコンビネーションは見事に着氷。最後のトリプルアクセルも決め、圧巻の演技を終えると、ほっとしたような表情で「昌磨スマイル」も輝いた。

 20年以上フィギュア界に携わってきたジャッキー・ウォン記者は、宇野について「彼の最高の演技ではないが、1位になるだろう。日本は銅メダルを獲得するという見込みに対しての議論を変え始める時がきた」とツイッターで投稿し、銅メダル候補という前評判を覆すべきと分析した。

日本は前回ソチ大会で5位に終わり、メダルを逃した。今回は当時の男子シングル金メダリスト・羽生結弦(ANA)も欠場したが、エース宇野が日本の評価を高める結果となった。

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