スマホ片手に大谷の練習に興味津々

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は28日（日本時間29日）、敵地アスレチックス戦に先発し、6回0/3を3安打3失点で今季初黒星を喫した。敵地メディアは試合前のウォーミングアップ動画を公開。スタンドから大勢のファンが一挙手一投足に注目する様子に「本当に人気者だ」などと注目していたが、エンゼルス番記者も「オオタニを見るために観客が集まっている」と脚光を浴びせている。

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　大谷の姿を少しでも近くで見たい。ユニホーム姿の背番号17は、右翼後方でウォーミングアップ。壁に向かってアップ用のボールを投げて体を動かしている。注目はスタンドだ。いたって普通の練習だが、ポール際には大勢のファンが群がっている。二刀流を一目見ようと、スマホ片手に駆けつけたようだ。大人も子どもも、一つひとつの動作をじっくりと見つめている。

　動画を公開したアスレチックスの地元放送局「NBCスポーツ・カリフォルニア」のアスレチックス専門ツイッターは、文面に「オオタニってやつは本当に人気者だ」と記して投稿。米ファンからも注目を集めていたが、SNS上の日本のファンからも「彼はニッポンの誇り」「現地でも大人気のようですね」「相手のファンにこれだけ群がられるんだからスーパースターなんだな笑」「大谷人気すごいな」などと反響の声が上がっている。

　さらに米紙「ロサンゼルスタイムズ」のエンゼルス番ジャック・ハリス記者も自身のツイッターに同様の画像を公開。「オオタニのウォーミングアップを見るために観客が集まっている」と記していた。ロスのファンだけでなく、敵地のファンからも熱い視線が注がれている。