ロッカールームに戻る際、敵地ファンからポップコーン投げられ激怒

　米プロバスケットボール（NBA）は26日（日本時間27日）、プレーオフ1回戦第2戦を行い、ウィザーズは105-120で76ersに敗戦。2連敗となった。今季、NBA記録を更新する通算184回のトリプルダブルを達成した名手ラッセル・ウェストブルックが第4クオーター（Q）に足首を負傷し、ロッカールームに戻る際に敵地のファンからポップコーンを投げつけられるという事件が発生。ウェストブルックが激怒するシーンを米メディアが動画付きで公開すると、現地ファンからはブーイングが沸き起こっている。

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　怒るのも当然かもしれない。最終Q、足首を負傷しコートを去ることとなったウェストブルック。ロッカールームに戻ろうと通路を通った際に敵地のファンからポップコーンを投げつけられたのだ。これにウェストブルックは激高。4、5人のセキュリティガードや、ウィザーズのスタッフが制止する事態となった。

　この光景を米メディアも問題視。米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門サイト「フォー・ザ・ウィン」は「シクサーズのファンがウィザーズのラッセル・ウェストブルックにポップコーンを投げつけ退場に」と題した記事を掲載。「シクサーズのファンが水曜の第2戦でウェストブルックにポップコーンを投げつけて退場になるという酷い出来事が起きた」と続け、状況をレポートしている。

　また米スポーツ専門メディア「ブリーチャーレポート」公式ツイッターはウェストブルックが激高する実際の映像を公開。これを見た米ファンからは「マジで不快」「クレイジーだ」「永久追放にすべきだ」「やめてくれ」「ただただ酷いな」「信じられない」などとブーイングが起きている。

　八村塁からは敬意と親しみを込めて日本語で“センパイ”と呼ばれるウェストブルック。敵地ファンからの敬意を欠く行為に怒りを抑えられなかったようだ。