ファンも称賛「真の一流相手にこれをやってのけるとは…」

　ポールはその4分後にも、テオドシッチとの1対1で自身の股の間を通す「レッグスルー」を連続して前後左右に揺さぶりをかけ、完全にフリーを作り出してジャンプシュートに成功。多彩な個人技を次々と繰り出す“技のデパート”ぶりで、クリッパーズに食い下がった。

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　米国で最も権威のあるスポーツ総合誌「スポーツ・イラストレイテッド」公式ツイッターは「ただただ残酷だ、クリス」と股抜きドリブルを紹介すると、NBA公式ツイッターも「クリス・ポールが魅せた！」と称賛。米スポーツ専門メディア「ブリーチャーリポート」は「オーノー」と一言だけ綴り、1対1のシーンを動画付きで伝えた。

　動画を見たツイッター上のファンからは、「なんてこった…」「ヒントはよく足元に転がっているものだ」「見事に屈辱的だね」「なんてドリブルなんだ！」「真の一流相手にこれをやってのけるとは…」と驚きの声が次々と挙がった。

古巣で、自身の後任として司令塔を担うテオドシッチへのスーパープレー。ロケッツは102-113で敗れてしまったが、ポールの華麗すぎるテクニックのインパクトは決して色褪せることはない。