登板日に決めたバント安打に現地実況席の反応は？

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は26日（日本時間27日）のレンジャーズ戦にリアル二刀流で出場。打っては3打数2安打2打点、投げては5回3安打4失点で、2018年5月20日以来となる白星を手にした。打席で注目を集めているのは第4打席のセーフティーバントだ。現地の実況席も「私たちをからかっているんでしょうか？」と思わず笑ってしまうシーンを、球団が公式ツイッターで公開している。

【注目】CW-Xを川澄奈穂美選手がお試し　運動パフォーマンスを支える「股関節サポート機能」って？（W-ANS ACADEMYへ）

　完全に意表をついた。6回先頭で迎えた第4打席。大谷はレンジャーズの梁が投じた高めへの初球を、なんとセーフティーバント。フライ気味にはなったものの“大谷シフト”が敷かれ無人となっていた三塁線へボールが落ちた。梁は追いかけるも、間に合わないと判断し諦める。予想外の安打に、米実況席も興奮気味だった。

　実況アナウンサーが「オオタニが三塁側へプッシュバント！　彼はこれもできるのか！」と伝えれば、解説者も「私たちは試合前にボー・ジャクソンの話をしていました。彼は何でもできると。ショウヘイ・オオタニに関してはバントもできるんですね。私たちをからかっているんでしょうか？」と笑いながら応じていた。

　登板翌日の27日（同28日）も「2番・DH」で志願の出場。4打数無安打に終わったが、次はどんなプレーで楽しませてくれるのだろうか。興味は尽きない。