全米選手権Vのテネルが羽生とチェンを称賛「彼らが世界で最も偉大」

　フィギュアスケートの全米選手権で3年ぶり2度目の優勝を果たしたブレイディ・テネルは、五輪連覇王者の羽生結弦（ANA）と世界選手権連覇王者のネイサン・チェン（米国）を「世界で最も偉大なフィギュアスケーター」と絶賛。2022年北京五輪での両雄の競演を心待ちにしているようだ。IOC運営の五輪専門メディア「オリンピックチャンネル」が報じている。

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　3年ぶりに全米女王に輝いたテネル。1年後に迫る、2022年北京五輪で心待ちにしているのは、五輪2大会を連覇している羽生と米国のエース・チェンの競演だと語っている。

「彼らが世界で最も偉大なフィギュアスケーターだと私は思うわ。彼のスケートを見るときには、優れた内容になることはみんなわかっている。彼らのパフォーマンスに関しては何の心配もないのよ」

　女子フィギュア界の実力者も、羽生とチェンの舞いに心から惹き込まれてしまうという。テネルはこうも続けている。

「引き込まれて、じっと見守ってしまう。そして、プログラムが終わると、ちょっと待って、もう4分過ぎたの！　という感じになる。ただただ、見ていて楽しいのよ」

　記事でも「ライバル関係の新章は2022年北京冬季五輪の目玉の1つとして期待される」と注目。羽生はまだ五輪3連覇を目指すと公言していないが、3連覇すれば1928年にギリス・グラフストローム（スウェーデン）以来、94年ぶりの記録になる。トップスケーターも世界トップの2人に期待しているようだ。