アイルランドの障害レース動画にファン「こんなの見たことがない」

　海外の競馬場で開催された、ハプニング続出の障害レースが話題となっている。空馬につられた馬がコース外に飛び出すなど4頭が競争中止となり、ゴール前には白鳥が現れるなど大混乱だった実際の瞬間を英メディアが動画で公開。海外ファンからは「悪夢のようなレース」「クレイジーだ」などと反響が寄せられている。

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　想定外の展開だった。障害に向かう集団の中にいた空馬が、これを避けようと左へ方向転換。すると、後続の4頭がつられてしまった。落馬するなど障害の前で4頭はストップ。レースを止めざるを得なくなったジョッキーたちを他所に、空馬は柵を破壊してコース外へ飛び出していった。

　ハプニングはこれだけではなかった。ゴール前、最後の直線にはなんと白鳥が出現。先頭を行く馬が近づくと、慌てたようにコース外へ逃げていった。先頭はそのまま1着でゴールしたものの、珍しい光景だった。

　アイルランドのパンチェスタウン競馬場で開催された「スポーティング・ライフ・ビギナーズ・レース」で生まれたシーンを、英競馬番組「レーシングTV」の公式ツイッターが動画で公開。また英紙「ザ・サン」の記事によると、1着となったコナー・マクナマラ騎手は「皆殺しだった。大混乱だったよ」とレースを振り返ったという。

　投稿されたレース動画に対し、英ファンからは「まじか……」「悪夢のようなレース」「クレイジーだ」「良い光景ではないね」「こんなの見たことがない」「誰も怪我していないことを祈る」「冗談だろ」「実況泣かせのレース」などと反響が寄せられている。なお「ザ・サン」によると、このレースでは全ての騎手に怪我は無かったという。