親子大会に出場したウッズ愛息チャーリー君、指導してくれたレジェンドとは

　米男子プロゴルフ（PGA）のツアー外大会「PNC選手権」の最終日が20日（日本時間21日）、米フロリダ州のリッツカールトンGCで行われ、11歳の愛息チャーリー君と出場したタイガー・ウッズ親子は5打差の7位だった。チャーリー君は大きな注目を集めたが、大会前には85歳の伝説の名手に指導を受けていた。米専門メディア「ゴルフ.com」が報じている。

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　大会最年少出場のチャーリー君がレジェンドの指導を受けた。今大会は11歳とは思えない正確なショットや父とそっくりなガッツポーズなどで大注目。同メディアは大会前に「ゲーリー・プレーヤーから指導を受けたチャーリー・ウッズにあなたの心は和むだろう」の見出しで記事を掲載した。練習場でチャーリー君に歩み寄ったのは、メジャー9勝を含む米ツアー通算24勝のゲーリー・プレーヤー（南アフリカ）だった。

　記事では「11歳の少年が8フィート（約2メートル40センチ）のパットに挑む時、85歳の男性が彼の4フィート（約1メートル20センチ）手前に立っている。ゲーリー・プレーヤーが指導しているのだ」と説明。ゴルフボールを販売する「オンコア・ゴルフ」のツイッターが公開した動画をもとに報じたようで、動画内のレジェンドはこう教えているという。

「ボールを注意深く見て。よそ見しないで」
「そうそう、その調子。良い感じ」
「頭の動きを見れば、どうなるか分かるんだ。パットでは頭の動く方向にボールが進む。聞いて。耳を傾けられるかな？」

　ウッズが見守る前で熱い指導をしたプレーヤー。動画を見る限り、チャーリー君ののみ込みの早さに対し「良いぞ。素晴らしい」と褒めてあげたようだ。記事では「この父にしてこの子あり。同様にこの85歳にしてこの11歳ありだ」と言及。親子大会に出場していた2人のやり取りに注目していたようだ。