FC東京のDFオマリが接触プレーで歯を折る悲劇、英メディアは動画付きで脚光

　Jリーグで起きた珍事に海外からも注目が集まっている。10日のJ1第21節、FC東京のレバノン代表DFジョアン・オマリは接触プレーの際になんと歯が折れてしまうアクシデントに直面。ピッチの上に落ちた白い歯を見つけ出し、主審にアピールする実際のシーンの動画を英メディアが公開すると、海外のサッカーファンからも注目が集まっている。

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　悲劇に襲われたのは前半45分だった。自チームのCKの場面で前線に上がったオマリ。G大阪パトリックと競り合った直後にピッチに膝をついてうずくまった。怪我か……いや、どうも様子がおかしい。

　ピッチ上に落ちた何かを探しているようだ。そして見つけたのは白い小さなもの。どうやら歯だ。競り合いの際に肘が口に入り、その際に歯が折れたよう。主審に対してピッチ上の白い歯を指さし、“被害”をアピールしていた。

　悲劇の一部始終を公開しているのは英衛星放送「スカイスポーツ」の公式ツイッター。「日本のJリーグで、選手が歯を失った瞬間　FCトウキョウがガンバオオサカに0-1で敗れたホームゲームで、DFジョアン・オマリが歯をノックド・アウトしてしまった」とつづり動画を投稿。すると海外ファンからも「かわいそう。ラグビーには向いてない選手だ」「元々歯茎の病気で歯がグラついてたんでは」「こういうの前にもあった」などとコメントがつけられ、注目が集まっている。

　ドイツのスポーツ総合サイト「SPOX」でも「歯が抜けた！(FC)トウキョウのディフェンダー、歯と試合を失う」と脚光を浴びせていた。試合も0-1で敗れ、オマリにとっては踏んだり蹴ったりの結果となってしまった。