2死満塁の場面を脱し咆哮したシーンにMLBも注目

　米大リーグ、ツインズの前田健太投手は29日（日本時間30日）、本拠地で行われたアストロズとのワイルドカードシリーズ第1戦に先発し、5回を2安打5奪三振無失点と好投。終盤に逆転を許しチームは敗れたが、ファンからは好投が称えられている。球団は前田が咆哮を繰り出す瞬間の1枚を公開していたが、MLBも公式ツイッターでは、ピンチを脱出し吠える瞬間を動画で公開。「マエダが凄いエナジーを見せている」と注目が拡大している。

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　前田が吠えた。4回2死満塁の場面でレディックを空振り三振に打ち取り、ピンチを脱出。その瞬間、右手を力強く2度握り、咆哮した。気持ちが伝わってくるワンシーンだ。

　気迫あふれる「ケンタ・マエダ」の姿にMLBも注目。「ポストシーズンのエナジー」と添えて10秒間の動画を投稿。これに米ファンからも「キング・ケンタ」「プレーオフモードのケンタ」「ケンタのアストロズへのリベンジ！」「この男は生まれ変わった。今季ここまで素晴らしい活躍だ」「サイ・ヤング級のエナジー」「いつもはクールなマエダが凄いエナジーを見せている」と拍手が降り注いでいる。

　チームは敗れ、プレーオフで17連敗。後のない状況となったが、前田が再びマウンドに上がることをファンは祈っている。