スペイン人ジャーナリストが今季の久保を評価「素晴らしい選手」

　海外サッカー、スペイン1部レアル・マドリードからマジョルカに1年の期限付き移籍していた久保建英。今季はリーガ・エスパニョーラで35試合に出場し、4ゴール4アシストの成績を残した。現地での評価も大いに高めた19歳について、スペイン人ジャーナリストは「彼はリーダーであり続け、自信とクオリティを示した」と絶賛しているようだ。

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　リーガ1年目から鮮烈な印象を与えた久保に注目したのは、英衛星放送局「スカイスポーツ」の番組「ラ・リーガTV」のコメンテーターを務めるスペイン人ジャーナリスト、トニー・パディーラ氏だった。

　パディーラ氏は番組内で「彼はシーズン初めから素晴らしい。通常は中盤、時にはウィンガーを務め、セカンドストライカーとして、2トップの一角でプレーしたこともあった」と、複数の役割を果たした久保を絶賛。さらにこう続けている。

「彼はマジョルカのリーダーであり続け、逃げ隠れもせず、自信とクオリティを示した。スペイン1部でプレーするべき選手であることを証明した。大きなスタジアムにも、何に対しても恐れを見せず、個人技だけでなくチームメイトとの連携も良かった」

　世界中から名選手が集まる舞台にも臆さず、19歳にしてリーダーシップを示していた久保に魅了されている様子だった。来季の所属先がどこになるか注目される状況にあるが「素晴らしい選手。来シーズンどこでプレーするのか楽しみ」とパディ―ラ氏は最後まで久保を褒め称えていた。