米ESPNがピストンズなどで活躍したビラップスの偉業に脚光

　米プロバスケットボール（NBA）・ピストンズなどで活躍したチャンシー・ビラップス氏が、マイケル・ジョーダン氏、コービー・ブライアント氏、レブロン・ジェームズの3選手全員に勝ち越した唯一の選手であることを、27日（日本時間28日）に米スポーツ専門局「ESPN」が伝えた。

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　1997年のデビュー以来8チームを渡り歩いたジャーニーマンながら、その勝負強さから“ミスター・ビッグショット”の異名を持つビラップス氏。2014年に引退した同氏は、ピストンズ時代の2004年にはNBA王者に輝き、ファイナルMVPも獲得した。そんな名PGが、同時代に活躍したレジェンド達相手に偉業を成し遂げていたようだ。

「ESPN」の公式インスタグラムが「チャンシー・ビラップスは最高の選手たちと肩を並べ、そして勝った」という文章とともに説明付きの画像を公開。その中でビラップス氏はプレーオフも含め、ジョーダン、コービー、ジェームズの3選手全員から勝ち越している唯一の選手であることを伝えると、ファンからも「つまり、チャンシー・ビラップスが実際の最高の選手ってわけね」「チャンシーはかなり過小評価されている」「この偉業がどれくらい尋常じゃないか理解するのは困難」「彼は素晴らしいゲーム・マネージャー」「殿堂入りするべき」「クラッチの王者は伊達じゃない」と称賛が寄せられた。

　ジョーダン氏との対戦のほとんどが、同氏がウィザーズでプレーした時期だとはいえ、ビラップス氏が唯一の選手であることが示すように、この記録は簡単なことではない。改めて“ミスター・ビッグショット”の勝負強さが証明されたと言っていいだろう。