米大学テニスで起きたスーパーショット、審判の後ろを通り相手も唖然…

　テニスの試合で超ド級のポール回しが炸裂した。6日（日本時間7日）から行われた米大学テニス、ミシシッピ州立大―テネシー大の対決。ミシシッピ州立大の選手が放ったリターンが隣のコートから審判の後ろを通って相手コートに入り、衝撃ウィナーとなった。ATP公式中継サイト「テニスTV」がインスタグラムに動画を公開すると、「このショット以上に凄いものなんてない！」「もう一度やれと言われても無理だろう」とファンの反響が集まっている。

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　漫画のようなシーンだ。大学生同士のダブルス。手前に映った前衛の選手がボレーをお見舞いした。角度もあり、高く跳ね上がったボールは無人の隣のコートへ。決まった。と思った次の瞬間だった。奥の相手選手が猛然とダッシュ。ボールに追いつくと、フォアハンドで返球した。なんとボールは審判席の後ろを通り、相手コートに入っているのだ。

　予想外の角度に返された選手は反応することすらできず、唖然としたリアクション。対照的に決めた選手は大喜び。テニスTVはインスタグラムに「審判の椅子の後ろ側を通って、隣のコートから」とつづって動画を公開。コメント欄にはファンのコメントが相次いでいる。

「これぞダブルスの面白みだよね！」
「そう……ナダルっぽい」
「伝説的だ」
「このショット以上に凄いものなんてない！」
「センセーショナル！」
「相手のコーチがショットを打った選手を指差しているのが良いね」
「もう一度やれと言われても無理だろう」

　諦めない気持ちが生んだスーパーショット。海外ファンも驚く一打だったようだ。