大坂にとっては2018年にツアー初優勝した思い出の大会

　テニスのBNPパリバ・オープンは10日（日本時間11日）に開幕する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し中止となることが決まった。8日（同9日）、大会が発表した。日本勢では女子シングルスに大坂なおみ（日清食品）、男子シングルスに西岡良仁（ミキハウス）が出場する予定だった。

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　2018年大会で大坂なおみ（日清食品）がツアー初優勝を飾り、大ブレイクのきっかけとなったカリフォルニア州インディアンウェルズでのビッグタイトル。これまで主催者は予定通り開催する方針を示していたが、一転中止を決めた。

　大会公式サイトでは以下のように説明している。

「リバーサイド・カントリー公衆衛生局は、新型コロナウイルス（COVID-19)の感染確認を受け、コーチェラ・バレー（米カリフォルニア州南部）の非常事態を宣言。その結果、新型コロナウイルスに関係する周辺地域への影響及び大会に参加する選手、観衆への安全を配慮し、2020BNPパリバスオープンの開催は中止となることとなった。これは、疾病管理センター（CDC）並びにカリフォルニア州の医療専門家の指針に従ったものである」