腎臓がん公表シブタニ妹マイアがトレーニング再開 「力強さ戻らない」も復活へ第一歩
腎臓がん公表し出場を受けていたフィギュアスケートの平昌五輪銅メダリスト、シブタニ兄妹の妹マイア・シブタニ(米国)が20日(日本時間21日)、インスタグラムを更新し、ジムでのトレーニングを再開したことを報告。「体には力強さが戻っていない」としたものの、復活への一歩を踏み出したことには充実感を滲ませている。
2年前に五輪でメダルを獲得した「2・20」にトレーニング再開を報告
腎臓がん公表し手術を受けていたフィギュアスケートの平昌五輪銅メダリスト、シブタニ兄妹の妹マイア・シブタニ(米国)が20日(日本時間21日)、インスタグラムを更新し、ジムでのトレーニングを再開したことを報告。「体には力強さが戻っていない」としたものの、復活への一歩を踏み出したことには充実感を滲ませている。
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シブタニ兄妹にとって思い出深い2月20日に、マイアが復活へのスタートを切った。2年前の2018年の平昌五輪では2つの銅メダルを獲得したが、アイスダンスで表彰台に上がった日だった。マイアは当時の星条旗を掲げた兄との2ショットと、トレーニングを再開した様子を写した2枚の写真を投稿し、現状を記している。
「2年前の今日、アレックスと私はピョンチャンで2つ目のメダルを獲りました。その日のことは何でも思い出せます。精神的に圧倒されたこと以上に、私たちが夢見ていたパフォーマンスを発揮できたことをこれからもずっと誇りに思うでしょう」と当時を回想するとともに、「今日、昨年12月に手術をして以降、初めてジムに行きました。そして途中で、そのような人生で記念すべき特別な日に、ここ数か月で初めてトレーニングをしているのだと気づいたんです」と偶然の一致だったことを強調している。
マイアは昨年12月に腎臓に腫瘍が見つかり、摘出手術を受け入院していたことを明かしていた。その後退院し、ジムワークができるまでに回復。だが、「体にはまだ力強さが戻っていません。かつてのようなコンディションを取り戻せていないのです」と説明している。