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世界で最も睡眠不足と言われる日本の中学生 食が細い中2の娘に何を食べさせたらいい?

Jリーグやラグビートップリーグをみてきた公認スポーツ栄養士・橋本玲子氏が「THE ANSWER」でお届けする連載。通常は食や栄養に対して敏感な読者向けに、世界のスポーツ界の食や栄養のトレンドなど、第一線で活躍する橋本氏ならではの情報を発信する。今回は中学生の娘を持つ読者からの質問に答えます。

食が細い中学生の娘を持つ読者の質問に橋本玲子氏が回答した(画像はイメージです)
食が細い中学生の娘を持つ読者の質問に橋本玲子氏が回答した(画像はイメージです)

公認スポーツ栄養士・橋本玲子氏の連載、今回は読者からの質問に回答

 Jリーグやラグビートップリーグをみてきた公認スポーツ栄養士・橋本玲子氏が「THE ANSWER」でお届けする連載。通常は食や栄養に対して敏感な読者向けに、世界のスポーツ界の食や栄養のトレンドなど、第一線で活躍する橋本氏ならではの情報を発信する。今回は中学生の娘を持つ読者からの質問に答えます。

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Q.「中学2年生の娘がいます。バレーボール部ですが昔から食が細く、ご飯も茶碗半分位しか食べません。大きくなれないのではと心配です。何を食べさせたらいいのでしょうか」

 今回は読者の方からいただいた質問にお答えします。

 近年、講演などで「子どもの食が細くて心配」という質問を受けることが非常に増えています。しっかり運動をしているにも関わらず、食べる量が極端に少ないと感じたら、生活習慣から原因を探ってみましょう。

 まず考えられる原因は睡眠不足です。アメリカの睡眠学会によると、13~18歳の子どもの適正睡眠時間は8~10時間です。ところが、中学生の睡眠時間の国際比較をみると、日本は欧米諸国よりも短く平均7時間台。世界で最も睡眠不足、と言われています。

 そして、慢性的な疲労。中学生ともなると、部活の運動量も増えます。これに、塾や習い事、睡眠不足が重なり、朝から体が重く、起きられないほどの疲れが溜まってしまい、食欲不振の原因になっていることも考えられます。

 また、食卓での様子も観察を。食が細い子どもの場合、例えばテレビを観ながら、スマホをいじりながら食べる習慣によって食事に集中していないケースが多くみられます。また、家族の「たくさん食べてほしい」という思いがプレッシャーになり、食卓にたくさんおかずが並ぶと食欲が落ちる子どももいます。

 12~14歳の女子は、一生のうちで最も多くのエネルギーを必要とします。

 なぜなら、身長が急激に伸び、骨量を体に蓄える時期であるためです(骨量は20歳ごろまでに一生分を蓄えます)。そして、月経も始まる年頃。この年代に体に必要な栄養を不足なく摂ることは、骨折や月経不順を予防するだけでなく、将来、健康な体を維持するためにも非常に重要なのです。

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橋本 玲子

株式会社 Food Connection 代表取締役

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

ラグビーワールドカップ(W杯)2019で栄養コンサルティング業務を担当。2003年ラグビーW杯日本代表、サッカーJ1横浜F・マリノス(1999年~2017年)、ラグビートップリーグ・パナソニック ワイルドナイツ(2005年~現在)ほか、車いす陸上選手らトップアスリートのコンディション管理を「食と栄養面」からサポート。また、ジュニア世代と保護者に向けての食育活動も行う。アメリカ栄養士会スポーツ循環器栄養グループ(SCAN)並びに、スポーツ栄養の国際的組織PINESのメンバー。アメリカ栄養士会インターナショナルメンバー日本代表(IAAND)として、海外の栄養士との交流も多い。近著に『スポ食~世界で戦うアスリートを目ざす子どもたちに~』(ベースボールマガジン社)

URL:http://food-connection.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、以上サンマーク出版)、『走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド完全版』(金哲彦著、高橋書店)など。

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