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「子どもが食べない」4つの野菜の活用法 好き嫌いする我が子に伝えたい食の大切さ

忙しいなかで親が用意する食事は必ず子どもに伝わっている

 食の好き嫌いを、すぐになくすことは難しいです。同じ食材でも食べる、食べないの繰り返しが長く続いたり、調理方法によって食べたり食べなかったりもします。

 私の娘は歯が生え変わる時期、今までよく食べていたパンやお肉などの好きな食材でも食べなくなったり、食べるのに時間がかかったりして、私自身、イライラした経験があります。

 しかし、成長の過程では、食に対する状況は変化します。今は食べられなくても、成長と共に食べられるようになるものもあるので、「食べないからもうこの食材は使わない」ではなく、食べられるようになるまで待つことも必要です。

 一人暮らしを始めたばかりのある選手に「自炊はしている?」と聞くと「ほうれん草とコーンの炒め物とか、とにかく、色の濃い野菜を取るようにしているよ」という答えが返ってきたことがあります。彼は高校時代からみていた選手でしたが、決して、よく食べるほうではなかったので、一人暮らしでの食事面に少し不安がありました。しかし、「色の濃い野菜」という言葉を聞くことができ、安心しました。

 彼には「色の濃い野菜=栄養価が高い」という知識が、心に残っていたのでしょう。小さなことと思うかもしれませんが、一つでも、食に関する印象に残ることがあるというのは、とても大切です。

 今のチームに携わって13年目。1年間で食事の選び方が変わる小学生選手、中学生から高校生で食事量がぐっと増える選手など、多くの選手の変化を見てきました。また、過去に携わったチームの選手のなかには、今は指導者となり、自分たちが小・中・高校生と経験してきた食事の話を、子どもたちに伝える立場になっている方も出てきました。そのなかで常に感じているのは、選手のために日々の食事を考えて作ってくださっている家族のサポートの大きさです。

 食事は、一生のことです。なかなか好き嫌いが減らない、食事量が増えないと保護者の方も不安になるかもしれません。特に、食べてくれないと食事を作るのが苦痛になる親の気持ちも、とてもよくわかります。

 毎日、子どもといると、なかなか気づけませんが、親が忙しいなか用意してくれている食事のことは、必ず子どもに伝わっています。「色の濃い野菜」の選手のように、一つでも印象に残ることを信じて、子どもたちに食の大切さを伝えていきましょう。

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(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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長谷川直子

公認スポーツ栄養士

管理栄養士、公認スポーツ栄養士。09年から新潟を拠点にJリーグのアルビレックス新潟・栄養アドバイザーとして、選手、家族向け栄養セミナーの実施、メニュー作成や調整、個別の食事相談などを担当する。そのほか、スポーツ指導者向け研修会、小中学校でのスポーツと食の講演会、新聞・雑誌の監修やラジオ出演など幅広く活躍。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、以上サンマーク出版)、『走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド完全版』(金哲彦著、高橋書店)など。

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