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新生エディージャパンが目指す「30秒」の戦いとは サッカー名門アヤックスもヒントに“超速”へ進化

エディージャパンの一員になるための最初の関門

 このコメントからわかるエディーの求める選手像は、12月のコラムで書いた、この指揮官自身の選手時代の取り組み方、姿勢そのものだ。エディー自身と同じように、どんな時でも旺盛に、貪欲に自分の進化を求め、歩みを止めないようなハングリーな選手。それこそ、エディージャパンの一員になるための最初の関門と考えていいだろう。

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 同時に若い選手の中で注視しているのは、セオリーを飛び越えたような能力を持つ才能だ。エディーの話を聞いて、すぐに頭に浮かんだのは山沢拓也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)だ。昨秋のW杯メンバー入りは逃したが、日本屈指の創造力溢れるアタックやキックで日本代表キャップ6を持つ司令塔は、埼玉・深谷高3年の時にエディーが練習生として代表合宿に招いた逸材だった。

 我々日本人以上に合理的な考えでラグビーにもアプローチするエディーだが、イングランド代表監督時代もマーカス・スミスのような同国の伝統的なSOとは異なる奔放さとスピードを持ち併せる選手も起用した実績もある。山沢のような一般論の枠組みから逸脱するような発想でプレーできる才能が、ラグビーには重要な意味を持つと考えているのは第1次体制から変わらない。

 ブリーフィングでエディーは、高校、U20といった若手世代の代表合宿へも参加する意向を語っていた。未来の桜の戦士発掘、育成にも関わっていこうという鼻息は荒い。山沢自身への期待感も高まるが、同時に次世代の山沢拓也の発掘、育成にも注目したい。

(吉田 宏 / Hiroshi Yoshida)

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吉田 宏

サンケイスポーツ紙で1995年からラグビー担当となり、担当記者1人の時代も含めて20年以上に渡り365日欠かさずラグビー情報を掲載し続けた。1996年アトランタ五輪でのサッカー日本代表のブラジル撃破と2015年ラグビーW杯の南アフリカ戦勝利という、歴史に残る番狂わせ2試合を現場記者として取材。2019年4月から、フリーランスのラグビーライターとして取材を続けている。長い担当記者として培った人脈や情報網を生かし、向井昭吾、ジョン・カーワン、エディー・ジョーンズら歴代の日本代表指導者人事などをスクープ。ラグビーW杯は1999、2003、07、11、15、19、23年と7大会連続で取材。

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