[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

稲見萌寧、16歳で知った日の丸の重圧 喋れないほど泣き、5年後に叶えた「世界で活躍」

「THE ANSWER」は東京五輪の大会期間中「オリンピックのミカタ」と題し、実施される競技の新たな知識・視点のほか、五輪を通して得られる多様な“見方”を随時発信する。今回は、7日の東京五輪女子ゴルフで銀メダルを獲得した稲見萌寧(都築電気)だ。ゴルフでは男女通じて日本人初メダルの快挙を果たした22歳。負けん気の強いプレーで今年のツアーは開幕3か月で5勝を挙げたが、ジュニア時代の16歳で出場した国際大会から日の丸への責任感を滲ませていた。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

女子ゴルフで銀メダルを獲得し、笑顔を浮かべる稲見萌寧【写真:Getty Images】
女子ゴルフで銀メダルを獲得し、笑顔を浮かべる稲見萌寧【写真:Getty Images】

「THE ANSWER的 オリンピックのミカタ」#83

「THE ANSWER」は東京五輪の大会期間中「オリンピックのミカタ」と題し、実施される競技の新たな知識・視点のほか、五輪を通して得られる多様な“見方”を随時発信する。今回は、7日の東京五輪女子ゴルフで銀メダルを獲得した稲見萌寧(都築電気)だ。ゴルフでは男女通じて日本人初メダルの快挙を果たした22歳。負けん気の強いプレーで今年のツアーは開幕3か月で5勝を挙げたが、ジュニア時代の16歳で出場した国際大会から日の丸への責任感を滲ませていた。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

【注目】熱戦続くJリーグ見るならDAZN! 今なら1か月無料のDAZN入会はこちらから

 ◇ ◇ ◇

 16歳で日の丸の重みを感じた日があった。2016年6月、18歳以下のジュニアゴルファーが争う国別対抗世界選手権「トヨタジュニアゴルフワールドカップ」。当時高校2年の稲見は、日本代表のウェアを着て戦っていた。連覇を狙った日本女子は2位発進。しかし、第2日に稲見が3オーバーでスコアを崩した。

 最終ホールからクラブハウスに向かう道中。涙を堪えきれない。「自己管理ができず、体調を崩して集中力が切れた」。軽い熱中症と腰痛が影響。チームメイトだった1学年上の新垣比菜に肩を抱かれ「大丈夫だよ」と慰められると、余計に涙が溢れ出す。「連覇のプレッシャーがありました」。取材対応もままならないほど号泣。自分のゴルフに納得がいかず、チームに迷惑をかけた自分を責めた。

 だが、ここからが強かった。一日でしっかりと切り替え、残り2日で巻き返して個人戦2位。団体では連覇を逃したが、9か国中2位の健闘に貢献した。「今よりも体力、技術もレベルアップして、日本でも世界でも活躍できるようにしたい」。2年後にプロ転向。負けん気の強さはプロツアーでも存分に発揮された。

1 2
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
スポーツ応援サイトGROWING by スポーツくじ(toto・BIG)
J1,J2,J3全試合中継 DAZN独占 明治安田生命Jリーグ 2月26日(金)開幕
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
#青春のアザーカット
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集