[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

大阪の名門進学校から慶大、日本代表主将へ 「文武両道」を貫いた名ラガーマンの決断

20160806_hirose3

近藤俊哉●写真 photo by Toshiya Kondo

「結局は“今”の積み重ね」

 一度決めたら突き進むのみ。高校受験と同じように、日々、ラグビーに打ち込む彼の姿があった。廣瀬は東芝で成長を遂げて「日本一」を経験し、日本代表としても活躍するようになる。東芝やエディー・ジャパンでキャプテンを務め、リーダーとして組織を引っ張っていく。4年どころか、東芝で12年間プレーして今年、現役引退を決めた。

 目標を持つと同時に、彼は覚悟を持って取り組んできた。成し遂げるためには「今」が大事だということ。

 廣瀬は言う。

「結局は“今”の積み重ねで、“今”をむちゃくちゃ頑張る。エディー・ジャパンだってそうです。今、そのときを頑張ったからこそ、可能性が広がってワールドカップで結果を残すことができたわけですから」

 目標と覚悟。今を頑張らなくて、成すことはできない――。

【了】

二宮寿朗●文 text by Toshio Ninomiya

近藤俊哉●写真 photo by Toshiya Kondo

1 2 3
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集