計4か国5人がスーツ規定違反で失格

　北京五輪の新種目ノルディックスキージャンプ混合団体（出場10チーム）は計4か国5人がスーツ規定違反で失格。大波乱の展開となった。銅メダルを獲得したカナダ選手は規定について「スキージャンプでは度々起きる」などと語ったという。

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　国際スキー連盟（FIS）公式サイトは競技を回顧した記事を掲載。その中で、カナダのアビゲイル・ストレートのコメントを紹介した。他国代表5人に失格が出るなかで獲得した銅メダルについて「苦いものか」と聞かれたストレイトは、このように答えたという。

「ほろ苦いメダルだとは思わない。とても幸せなメダルよ。用具はとても重要で、失格は起こるもの。スキージャンプでは度々起きるし、今この五輪でも起きた事実こそが、ルールが厳しく適用されている証明。最高峰の戦いなんだから」

　日本の高梨沙羅や、個人ノーマルヒル銀メダリストのカタリナ・アルトハウス（ドイツ）らがスーツ規定違反で失格に。スロベニアが金、ロシアオリンピック委員会（ROC）が銀、カナダが銅メダルを獲得。日本は4位だった。