THE ANSWER編集部・浜田 洋平の記事一覧
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史上初の双子POに敗れた岩井明愛へ 母の言葉なき配慮「わざわざ余計なことは言いません」
2023.05.15女子ゴルフの国内ツアー・RKB×三井松島レディス最終日が14日、福岡CC和白C(6299ヤード、パー72)で行われた。双子の岩井明愛、千怜(ともにHonda)が通算11アンダーで並び、昨季の年間女王・山下美夢有(加賀電子)も含めた3人でプレーオフ(PO)に。史上初の姉妹によるPOを妹の千怜が制し、昨年8月以来のツアー通算3勝目を挙げた。明愛が4月に初優勝し、同一年度の姉妹Vも史上初。母の日に最高のプレゼントとなったが、複雑な気持ちで見守った母・恵美子さんは敗れた明愛にも配慮を忘れなかった。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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女子ゴルフ界を「大きく前進」させた協会の一手 徐々に変わる「現役or引退して出産」の価値観
2023.05.13女子ゴルフの国内ツアーで大きな一歩が刻まれた。7日までの国内メジャー・ワールドレディスサロンパス杯(茨城GC西C)。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)と住友商事は、試合中に子どもを預かる託児所を共同開設した。これまでのツアーではスポット的に設置されることはあったが、今後は安定的に置かれる見込み。4歳の一人息子を持つ34歳の若林舞衣子(ヨネックス)は早速利用し、新たな取り組みの意義とママゴルファーとして戦う自身の役割などを教えてくれた。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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「精神的しんどさも挑戦の醍醐味」 “天才の重圧”破った自信こそ100m障害女王・福部真子の支え
2023.04.30陸上・織田記念国際が29日、エディオンスタジアム広島で行われ、女子100メートル障害の日本記録保持者・福部真子(日本建設工業)は13秒02(追い風0.6メートル)の3位だった。優勝は自己ベスト12秒97をマークした田中佑美(富士通)に譲ったが、筋力強化した体と感覚にズレがある中で好感触。目先の結果よりパリ五輪決勝の夢を追う日々には苦しみもあるが、27歳は「挑戦の醍醐味」と定義している。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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頓挫しかけた世界戦興行 プロモーター亀田興毅、ドタバタ劇の裏に決意「若いボクサーのために」
2023.04.17ボクシングの重岡優大と弟・銀次朗(ともにワタナベ)が16日、東京・代々木第二体育館で行われた世界ミニマム級暫定王座決定戦でそろって勝利を収め、同日同階級では世界初の「兄弟世界王者誕生」の快挙を達成した。日本の兄弟世界王者は亀田3兄弟、井上尚弥&拓真に続く3組目。WBC3位の優大は同級7位ウィルフレッド・メンデス(プエルトリコ)に7回25秒KO勝ち、IBF4位の銀次朗は同級3位レネ・マーク・クアルト(フィリピン)に9回2分55秒KO勝ちした。
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「オラァ!何や今の!」 勝っても響いたオヤジの怒号、世界王者・重岡兄弟に根付くKO主義の原点
2023.04.17ボクシングの重岡優大と弟・銀次朗(ともにワタナベ)が16日、東京・代々木第二体育館で行われた世界ミニマム級暫定王座決定戦でそろって勝利を収め、同日同階級では世界初の「兄弟世界王者誕生」の快挙を達成した。日本の兄弟世界王者は亀田3兄弟、井上尚弥&拓真に続く3組目。WBC3位の優大は同級7位ウィルフレッド・メンデス(プエルトリコ)に7回25秒KO勝ち、IBF4位の銀次朗は同級3位レネ・マーク・クアルト(フィリピン)に9回2分55秒KO勝ちした。
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睨み合った相手に「ちょっと無理してる。頑張ってる感」 兄弟世界戦のボクサー重岡優大が余裕
2023.04.15ボクシングのミニマム級(47.6キロ以下)ダブル世界戦(16日、東京・代々木第二体育館)の前日計量が15日、都内で行われた。WBCの暫定王座決定戦に臨む同級3位・重岡優大(ワタナベ)、相手の同級7位ウィルフレッド・メンデス(プエルトリコ)はともに47.6キロで一発パス。優大の弟でIBFの暫定王座決定戦に臨む同級4位・銀次朗(ワタナベ)、相手の同級3位レネ・マーク・クアルト(フィリピン)もともに47.6キロで一発パスした。
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「ボコボコにしたい」 挑発する相手にボクサー重岡銀次朗が睨み「ずっとぶっ潰すって唱えてた」
2023.04.15ボクシングのミニマム級(47.6キロ以下)ダブル世界戦(16日、東京・代々木第二体育館)の前日計量が15日、都内で行われた。WBCの暫定王座決定戦に臨む同級3位・重岡優大(ワタナベ)、相手の同級7位ウィルフレッド・メンデス(プエルトリコ)はともに47.6キロで一発パス。優大の弟でIBFの暫定王座決定戦に臨む同級4位・銀次朗(ワタナベ)、相手の同級3位レネ・マーク・クアルト(フィリピン)もともに47.6キロで一発パスした。
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亀田興毅氏「ドタバタがあったけどなんとか実現できた」 重岡兄弟のダブル世界戦成立に安堵
2023.04.15ボクシングのミニマム級(47.6キロ以下)ダブル世界戦(16日、東京・代々木第二体育館)の前日計量が15日、都内で行われた。WBCの暫定王座決定戦に臨む同級3位・重岡優大(ワタナベ)、相手の同級7位ウィルフレッド・メンデス(プエルトリコ)はともに47.6キロで一発パス。優大の弟でIBFの暫定王座決定戦に臨む同級4位・銀次朗(ワタナベ)、相手の同級3位レネ・マーク・クアルト(フィリピン)もともに47.6キロで一発パスした。同じ日に兄弟同時に世界王座戴冠となれば日本初となる。
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ボクシング世界王者・井上拓真、父・真吾氏が課題を指摘 「みんなをグッとさせる引き出しを」
2023.04.09ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)が9日、世界王座戴冠から一夜明け、神奈川・横浜市内の所属ジムで会見した。前夜は東京・有明アリーナで行われた同王座決定戦で同級2位リボリオ・ソリス(ベネズエラ)に3-0の判定勝ち。前世界同級4団体統一王者の兄・尚弥(大橋)が返上したベルトを奪い返したが、「より攻撃的に」と課題を繰り返した。
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那須川天心「強い奴倒したい」 ボクサー初戦から一夜「昨日のために生きてきた」「休んで旅したい」
2023.04.09キックボクシング界で“神童”と呼ばれた那須川天心(帝拳)が9日、ボクシングの完勝デビューから一夜明け、都内で会見した。前夜は東京・有明アリーナで行われた日本バンタム級2位・与那覇勇気(真正)とのスーパーバンタム級ノンタイトル6回戦で3-0の判定勝ち(59-54、60-53×2)。ダウンを奪った完勝を振り返った。
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寺地拳四朗「頭が痛かった。今までないダメージ」 激闘から一夜、父「想像以上の命の削り合い」
2023.04.09ボクシングのWBA&WBC世界ライトフライ級統一王者・寺地拳四朗(BMB)が9日、2団体防衛成功から一夜明け、都内で会見した。前夜は東京・有明アリーナでWBA4位&WBC15位アンソニー・オラスクアガ(米国)に9回0分58秒TKO勝ち。何度打っても折れない相手との激闘を振り返り、昨夜の試合後は頭痛があったことを明かした。
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最強の兄・尚弥と比べられた日々「でも、それは百も承知」 井上拓真、努力で掴んだ真の世界王座
2023.04.09ボクシングのWBA世界バンタム級1位・井上拓真(大橋)が8日、東京・有明アリーナでの同級王座決定戦で同級2位リボリオ・ソリス(ベネズエラ)に3-0の判定勝ち(118-110、117-111、116-112)し、悲願の世界王座戴冠を果たした。前世界同級4団体統一王者の兄・尚弥が返上したベルトを奪還。最強の兄と比較される日々もあったが、待ち続けた世界挑戦のチャンスをものにした。戦績は27歳の拓真が18勝(4KO)1敗、41歳のソリスが35勝(16KO)7敗1分け1無効試合。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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那須川天心は若者に伝えたい 誹謗中傷もある生きづらい時代「先生の教えが全てじゃないんだ」
2023.04.09ボクシングに転向した那須川天心(帝拳)が8日、東京・有明アリーナで日本バンタム級2位・与那覇勇気(真正)とのスーパーバンタム級ノンタイトル6回戦に臨み、3-0の判定勝ち(59-54、60-53×2)でボクシングデビューを飾った。キックボクシング界で“神童”と呼ばれた24歳。常に新しいことに挑戦し、自ら期待を求める型破りな男には、若者たちに伝えたいマインドがある。生きづらい時代、悩む人へ「僕をきっかけにしてほしい」と投げかけた。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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那須川天心、相手の研究をしない強者の調整法 「だからって調子に乗るとかではないですよ」
2023.04.07キックボクシング界で“神童”と呼ばれた那須川天心(帝拳)が6日、8日に東京・有明アリーナで行われる日本バンタム級2位・与那覇勇気(真正)とのスーパーバンタム級ノンタイトル6回戦(Amazon プライム・ビデオで独占生配信)に向け、都内で会見した。異例の注目が集まるボクシングデビューまでいよいよあと2日。格闘技戦績47戦全勝を誇り、経験値の高さは随一だ。心・技・体をつくり上げ、“強者の調整法”でボクサー初戦を迎える。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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真の世界トップを狙う日本No.1ランナー がむしゃらな田中希実のプロ転向決断の裏側
2023.04.04陸上女子中長距離の田中希実が3日、都内の会見で「New Balance」に新たに所属し、プロ転向することを発表した。3月限りで豊田自動織機を退社。1000メートル、1500メートル、3000メートルなどで日本記録を持つ23歳は、新しい環境で世界に挑戦する。会見ではプロとは何なのか、葛藤を抱えた昨年度の心の揺れを告白。ケニア、ボストンの練習でハングリー精神を取り戻した過程を明かした。これからはプロランナーとして“真の世界トップ”を目指していく。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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月1300km走っても「生理は来た」 金メダルと健康、野口みずきが2つを両立できた理由
2023.04.03「THE ANSWER」は各スポーツ界を代表するアスリート、指導者らを「スペシャリスト」とし、第一線を知る立場だからこその視点で様々なスポーツ界の話題を語る連載「THE ANSWER スペシャリスト論」をスタート。2004年アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさんが「THE ANSWER」スペシャリストの一人を務め、陸上界の話題を定期連載で発信する。
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もう35歳、まだ成長できる 元世界王者・尾川堅一が再起戦完勝「練習が楽しいんです」
2023.04.03ボクシングの元IBF世界スーパーフェザー級王者・尾川堅一(帝拳)が、1日に行われた東京・後楽園ホールの60キロ契約ノンタイトル10回戦でクライ・セッタポン(タイ)に5回2分39秒TKO勝ちした。昨年6月に敵地の英カーディフでジョー・コーディナ(英国)に2回KO負けで王座陥落。10か月ぶりの再起戦で3度のダウンを奪う快勝を収め、復帰を待ち望んだファンの声援に応えた。戦績は35歳の尾川が27勝(19KO)2敗1分け1無効試合、36歳のセッタポンが32勝(22KO)10敗。
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「やっぱり世界王者になりたい」 自問自答を繰り返したボクサー岩田翔吉の再起戦圧勝劇
2023.04.02ボクシングのライトフライ級で元アジア3冠王者の岩田翔吉(帝拳)が1日、東京・後楽園ホールの同級10回戦でジェローム・パロロ(フィリピン)に3回1分7秒KO勝ちした。昨年11月には、WBO世界同級王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)にプロ初黒星で世界初挑戦に失敗。5か月ぶりの再起戦は圧勝で確かな成長を見せた。戦績は27歳の岩田が10勝(7KO)1敗、23歳のバロロが7勝(4KO)3敗。