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重い貧血、PMS、子宮内膜症… 35歳の引退まで病と向き合った陸上・室伏由佳の競技人生

一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)は9月6日、「女性アスリートのためのシンポジウム『生理とスポーツ』」を開催。UNIVAS加盟大学である順天堂大さくらキャンパス(千葉)にて、対面・オンラインのハイブリット形式で行われた。

「女性アスリートのためのシンポジウム『生理とスポーツ』」に登壇した元ハンマー投げ女子日本代表の室伏由佳さん
「女性アスリートのためのシンポジウム『生理とスポーツ』」に登壇した元ハンマー投げ女子日本代表の室伏由佳さん

UNIVAS「女性アスリートのためのシンポジウム『生理とスポーツ』」室伏由佳インタビュー前編

 一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)は9月6日、「女性アスリートのためのシンポジウム『生理とスポーツ』」を開催。UNIVAS加盟大学である順天堂大さくらキャンパス(千葉)にて、対面・オンラインのハイブリット形式で行われた。

 このシンポジウムの実現に向けて、企画立案から舵をとったのは、順天堂大健康スポーツ科学部准教授であり、元ハンマー投げ女子日本代表の、室伏由佳さんだ。

「運動部に関わる教員・指導者は、今でも圧倒的に男性が多く、『女子学生に対し、積極的には(生理に関わる事柄については)声を掛けにくい』と話される方もいます。

 一方の学生側も、先生やコーチが話しやすい相手なのかどうか、学生自身が、生理のことを臆せず話せるキャラクターかによっても、悩みがあるときに相談できるかどうかが変わってきます。

 そういった人間関係の難しさもありますが、生理の話をするときは基本的に、選手には自分の状態を正確に伝えるスキルが、指導者らは情報を正しく解釈できるスキルが必要です。そのためには、まず、生理の正しい知識や情報を互いが理解すること、そして問題解決のための行動に移せるリテラシーを高めることが、大事だと考えています」

 今回、室伏さんは、生理問題の全体像を語るシンポジウムの実現を目指した。婦人科医、コーチングや女性の生理問題に取り組むプロジェクトの現場、そして元アスリート。様々な立場の登壇者が知識や情報、経験を発信することで、参加者のリテラシーが高まると考えたからだ。

「今回、会場参加者の4割が男子学生でした。女子学生だけでなく、男性の指導者や教員を目指すたくさんの男子学生にも参加して頂いたことは、本当によかった。

 スポーツ界の生理問題の解決には、まず、生理とは何か、そして、コンディションやスポーツにどんな影響があるのかを聞いていただくことが大切だと思っています。

 参加者にとってこのシンポジウムが、少しでも女子アスリートに寄り添ったり、情報を発信したりという次のステップ、アクションを起こすきっかけにつながってほしい」

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長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、以上サンマーク出版)、『走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド完全版』(金哲彦著、高橋書店)など。

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