WBCプールDが開幕

　野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）は11日（日本時間12日）、1次ラウンド・プールD（米フロリダ州、ローンデポ・パーク）が開幕し、優勝候補の2013年第3回大会王者・ドミニカ共和国とベネズエラが対戦した。4回にはベネズエラの大リーグMVP打者にあわや顔面死球の剛速球を連発。日本人ファンは「血が騒いだ」「怪我せずに済んでよかった」「サイン盗みの制裁を加えてる」と熱狂した。

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　顔面をかすめた。3-1の4回2死一、三塁。打席に入ったのはアストロズの好打者アルトゥーベだ。ベネズエラの右腕H.ネリスは初球から強気に攻めた。148キロ直球が顔面付近へ。アルトゥーベは体を仰け反らせ、寸前で避けた。球場は騒然とした様子。続く150キロの2球目も同じようなところへ投じられ、ヒヤリとする場面が続いた。

　3球目も150キロツーシームが内角へ。フルカウントからの6球目も150キロ直球が顔面付近にすっぽ抜けた。ツイッター上の日本人ファンから「ネリス今年からチームメイトになるアルトゥーベにブラッシュボール2連発は笑った」「怪我せずに済んでよかった」「鬼畜」「仲悪いの？」と騒然とした様子の投稿が相次いだ。過去にアストロズのサイン盗み騒動もあっただけに、「ネリスがアルトゥーベにサイン盗みの制裁を加えてる」といった声も上がった。

　強豪国同士の激しい試合。選手も、場内もヒートアップしているようだ。