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筋トレとストレッチはどっちが効果的? 運動不足の人がやる運動の「大正解」は…

忙しい大人向けの健康術を指南する「THE ANSWER」の連載「30代からでも変われる! 中野式カラダ改造計画」。多くのアスリートを手掛けるフィジカルトレーナー・中野ジェームズ修一氏がビジネスパーソン向けの健康増進や体作りのアドバイスを送る。

筋トレとストレッチ、どちらが効果的?
筋トレとストレッチ、どちらが効果的?

連載「30代からでも変われる! 中野式カラダ改造計画」

 忙しい大人向けの健康術を指南する「THE ANSWER」の連載「30代からでも変われる! 中野式カラダ改造計画」。多くのアスリートを手掛けるフィジカルトレーナー・中野ジェームズ修一氏がビジネスパーソン向けの健康増進や体作りのアドバイスを送る。

 これまで運動をしてこなかった大人が一念発起して始める運動の代表的な例が「筋トレとストレッチ」。しかし、実際にはどちらがより効果を得られるのか。中野氏は筋肉の役割と機能についてわかりやすく解説し、「筋トレ」の重要性を明かしてくれた。

 ◇ ◇ ◇

「運動不足の人に運動をやらせるとしたら、筋トレとストレッチ、どちらが効果的ですか?」。これは、よく受ける質問のなかでも、なかなか回答が難しいものの一つです。

 加齢や運動不足によって、筋肉は年々、変化します。硬くなりやすい筋肉もあれば弱くなりやすい筋肉もあり、そのせいで、痛みやコリを感じやすくなったり、血圧が高くなったりもします。

 では筋肉が硬くなることによる弊害と、筋力が低下することによる弊害、どちらが深刻な問題だと思いますか? 筋力の低下、と答えた方、正解です。なぜなら、筋肉は硬くなってもすぐ病気になることはありませんが、筋肉量が落ちると、病気にかかるリスクが高まるからです。

 ダイエットやボディメイクに興味のある人であれば、筋肉はたくさんのエネルギーを使う器官であることはご存知でしょう。例えば体重は同じでも、筋肉量の多い人の方が消費するエネルギーも多い。つまり、同じ量を食べても「太りにくい体」になります。

 一方、筋肉量が少ないと、消費エネルギーも少なくなります。食べ過ぎが続くと、摂取エネルギーを日々、消費しきれず、余った分は体脂肪として体内に蓄積。この繰り返しがやがて、内臓脂肪たっぷりのお腹ぽっこり体型につながるのです。つまり筋肉量の低下は、メタボリックシンドロームの原因になり、急性心筋梗塞や脳卒中など、深刻な病気になるリスクを高めます。

 また、筋肉量が低下すると、日々、少ない筋肉で体を支え、動かすことになります。すると、日常動作でさえいわば筋トレをしているような負担を感じ、体は常にお疲れモードに。特に運動をしなくても、筋肉疲労が抜けず、疲れやコリがとれない、腰が痛いなどの不調も招きます。

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中野ジェームズ修一

1971年、長野県生まれ。フィジカルトレーナー。米国スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/EP-C)。日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナー。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、卓球・福原愛、バドミントン・藤井瑞希らの現役時代を支えたほか、プロランナー神野大地、トランポリン競技選手など、多くのトップアスリートから信頼を集める。2014年以降、青山学院大駅伝チームのフィジカル強化指導を担当。東京・神楽坂に自身が技術責任者を務める会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB100」がある。主な著書に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、以上サンマーク出版)、『走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド完全版』(金哲彦著、高橋書店)など。

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