なぜ、頑張るお父さんは肩がこるのか この機会に解決、座ってできるストレッチ法
動的ストレッチは動かすほど効果あり…ストレスの場合は気分転換を有効に
実は、オリンピック代表クラスのスイマーでも肩はこります。もし、肩こりの原因が血行不良や筋力不足であれば、常に肩甲骨を大きく動かすスイマーは、こりとは無縁なはず。しかし、大舞台の前はやはり彼らも肩がこり、マッサージをしたり、レース前に腕をよく回したりするのです。
最後に、デスクでできる肩こりにいい動的ストレッチを紹介します。
肩こりが気になったら、肩周りを大きく動かして血流を促す、“動的ストレッチ”を取り入れます。よく「何回、やればいいですか?」と聞かれますが、動的ストレッチは動かすほど効果があります。逆に言うと、週2~3回やった程度では、さほど効果は期待できません。肩の回し過ぎで1日のエネルギーを消費することはありません(笑)。仕事が一区切りするたびに、体を動かす習慣をつけるといいでしょう(肩周辺に痛みがある方は無理をせずに医師の診断のもと行ってください)。
ストレスが原因の肩こりならば、一番の改善策は気分転換。コーヒー好きなら休憩時に美味しいコーヒーを飲む、ランチ休憩時に本を読む、音楽を聞くなど、短い時間でも気分転換は有効です。