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ずぼらなダイエット民にオススメ リバウンドなく痩せる「一汁一菜」の約束事を紹介

忙しい大人向けの健康術を指南する「THE ANSWER」の連載「30代からでも変われる! 中野式カラダ改造計画」。多くのアスリートを手掛けるフィジカルトレーナー・中野ジェームズ修一氏がビジネスパーソン向けの健康増進や体作りのアドバイスを送る。今回は「ダイエットでオススメしたい『一汁一菜』の食事」について。

「ダイエットでオススメしたい『一汁一菜』の食事」を中野氏が紹介
「ダイエットでオススメしたい『一汁一菜』の食事」を中野氏が紹介

連載「30代からでも変われる! 中野式カラダ改造計画」

 忙しい大人向けの健康術を指南する「THE ANSWER」の連載「30代からでも変われる! 中野式カラダ改造計画」。多くのアスリートを手掛けるフィジカルトレーナー・中野ジェームズ修一氏がビジネスパーソン向けの健康増進や体作りのアドバイスを送る。今回は「ダイエットでオススメしたい『一汁一菜』の食事」について。

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「コレを食べれば痩せられる」「コレを食べたらダメ」。巷にはこういった、わかりやすく目を引くダイエット情報に溢れています。しかし、健康的にリバウンドなく体重・体脂肪を落とすためには、やはりバランスのよい食生活を続けることが最も効果的であり、大切です。

 とはいえ、言うは易く行うは難し。仕事に家事に追われる毎日のなか、「バランスのよい食生活」を実践する難しさを感じている方は非常に多いでしょう。

 そこで、オススメしたいのが、「一汁一菜」の食事です。

「一汁一菜」とは、具沢山の味噌汁やスープ(一汁)とメインのおかず(一菜)、そしてご飯の3品からなる食事です。

 もともとの献立のイメージは、和定食。ご飯、味噌汁、主菜、副菜が揃う和定食は、栄養バランスが非常に整っています。しかし、おかずを何品も作るとなると、手間がかかってしまう。そこで、副菜として食べていた野菜をすべて味噌汁に入れてしまい、汁物と副菜を合体。こうすれば、あとは肉でも魚でも、グラタンでも、その日に食べたい主菜だけ用意すればOKです。

「一汁一菜」は、ずぼらな人、面倒くさがりの人はもちろん、ダイエット中でも食べたいものを食べたい、という人にもオススメの食事法です。

 例えば、一時期、毎日、献立を考えるのが大変、という人たちの間で、作り置きおかずがブームになりました。先日、ラジオを聞いていてなるほど、と思ったのですが、作り置きの弱点は「今日食べたいものが食べられない」こと。冷凍庫に作り置いたカレーはあるけれど、今日の気分じゃないよね、となる。私もそうですが、短い人生、1日1日、食べたいと思ったものを、美味しく食べたい! という人は、やはり続けることは難しい、とのことです。

 でも一汁一菜であれば、主菜でその日の気分で、食べたいものを食べられます。しかも、ご飯、味噌汁は作り置きができる。食べたいものをバランスよく、しかも手間をかけずに食べられる。まさにストレスなしのダイエット食です。

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中野ジェームズ修一

スポーツトレーナー

1971年、長野県生まれ。フィジカルトレーナー。米国スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/EP-C)。日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナー。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、卓球・福原愛、バドミントン・藤井瑞希らの現役時代を支えたほか、プロランナー神野大地、トランポリン競技選手など、多くのトップアスリートから信頼を集める。2014年以降、青山学院大駅伝チームのフィジカル強化指導を担当。東京・神楽坂に自身が技術責任者を務める会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB100」がある。主な著書に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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