パラ自転車競技の会場付近で撮影

　パラリンピックは25日から競技がスタートした。富士スピードウェイで行われる自転車（ロード）競技では幻想的に浮かび上がる富士山の景色が海外識者の興味を集めているようだ。自身のツイッターで実際の画像を投稿し「より壮大になっていた！」などと記している。

　日本の象徴に心奪われたようだ。静岡県の富士スピードウェイ付近で撮影された1枚の写真。街灯が照らす自然の風景の中で、雲間に覗いているのは富士山だ。雄大なシルエットは幻想的だが、存在感も際立っている。

　この風景を写真に収めたのは2019年まで英国パラスポーツ協会で部門長を務めたニック・ダイパー氏だ。24日に自身のツイッターで実際の画像とともに、「今夜のパラリンピックの開会式は何か凄いものになるだろう。一方でサイクリングの会場では雲が晴れて、富士山がより壮大になっていた！」と興奮気味につづっている。

　パラリンピックの自転車（ロード）は31日にスタートする。競技中にも富士山が見られるかもしれない。