昨年、自身のSNSに投稿していた「チャタンヤラクーサンクー」が再び話題に

　東京五輪は5日、今大会から採用された空手・女子形の決勝が行われた。世界ランキング2位の清水希容（ミキハウス）は27.88点。28.06点を獲得した同1位サンドラ・サンチェス（スペイン）に敗れ、銀メダルとなった。空手に馴染みない視聴も多かったが、迫力満点の演技には「鳥肌立ちました」「凄い気迫でした！」などの声が上がっていた。清水自身は約8か月前にSNSで「チャタンヤラクーサンクー」を披露していたが、これにファンからの祝福が集まっている。

　オリンピックで初めて見た人も多いかもしれない。サンチェスに続いて登場した清水。一礼し、演武をスタート。静かな会場に、速度を感じさせる音を響かせながらやり切った。一瞬で静から動へと転じる、迫真の表情とキレのある所作で見るものの視線を引き付けた。

　魅了した清水の美しい演技。自身のインスタグラムでは昨年12月にこの得意形「チャタンヤラクーサンクー」を投稿していたが、新たに祝福が集まっている。

「初めて空手の形を観ました。静寂、張り詰めた空気、胴着の擦れる音、しなやかさの中の力強さ、全てがとても美しく感動しました」
「多くの方の演武に見たその美に涙しました」
「美しくてカッコいい」
「改めてファンになりました」

　清水の演技は多くの心を動かしたようだ。