CBCのレポーター感激「このギフトが大好きだ」

　東京五輪の取材のために来日している海外メディアのレポーターのもとに、日本のファンからプレゼントが届いたようだ。英語で記された手紙が添えられた粋な贈り物の数々に感激している。

　来日後に度々、セブンイレブンの魅力など日本の情報を発信してきたカナダ公共放送「CBC」のレポーター、デビン・ハーロウ氏のもとに、ついに日本のファンからのプレゼントまで届いた。宛先が書かれた茶色い大きな封筒。開封すると、中に入っていたのはドラえもんの団扇。そして組み立てれば柴犬や、ハンバーガーが完成するレゴのようなプチブロックだった。

　日本の文化をプレゼントに込めたのか。さらに英語でつづられた直筆の手紙も添えられており。そこにはこう書かれていた。

「初めまして！　私は45歳の専業主婦、ヨウコです。東京に住んでいます。この手紙で気分を害さなければ幸いです。あなたのTwitterについて書かれた記事をインターネットで見つけました。あなたがセブンイレブンが好きだと知りました。私も大好きです。私は残念に思います。あなたに日本をもっと楽しんでもらいたかったです。

　100円ショップを知っていますか？　100円で様々な種類の商品が買えるお店で、日本人にとってとても馴染みのあるものです。あなたも100円ショップをどこでも見つけることができるでしょう。私は数日前にこの3つの商品を見つけました。私の息子は大喜びでした。なぜなら彼は新幹線が大好きだからです。彼は4歳の男の子です。

　時間のある時にレゴの組み立てにトライしてみてください。日本での幸運を祈っています。そして、コロナが収束したらまた来てください」

　これらの写真を順に自身のツイッターに投稿したハーロウ氏。「1日の終わりに簡単なお話を。国際放送センターに到着した時、私に届け物？　私にだ！　袋を開けました。中身を見てください！　新幹線や犬やハンバーガーのレゴです。そしてメモも。『東京の夏に必要なもの』と書かれたものが。しかし誰から？」と驚き記している。

　さらに「袋の下の方には手紙が。ヨウコという方からの美しい手紙でした。私のTwitterについて、そして新幹線が好きな4歳の彼女のお子さんについてでした。さらに私に日本を楽しんでほしいということも。なんというギフトなんでしょう。インクレディブルだ！」と感激しているようだ。

「ヨウコ。もしこれを見ていたら感謝を伝えたいです。そして、このギフトが大好きだ。レゴが完成したら写真を送りたいです。あなたとあなたのお子さんの幸せを願います。感慨深いもので、私はこれを絶対に忘れないでしょう」とも続けている。

　コロナ禍の中で日本の文化に触れられない海外のレポーターと日本のファンの間にも心温まる交流が生まれている。