ラグビーの記事一覧
-
「連日寝不足よ、良い勝負ばっかり…」 日本悲願の金、車いすラグビーに列島深夜の熱狂「金の瞬間ボロ泣き」
2024.09.03パリ・パラリンピックの車いすラグビーは2日(日本時間3日)に決勝を行い、世界ランキング3位の日本は同2位のアメリカと対戦。48-41で快勝し、悲願の金メダルを獲得した。優勝候補相手の逆転勝ちに、深夜の日本では手に汗握るファンが続出。「連日寝不足よ。良い勝負ばっかりしてくれちゃって」「金の瞬間ボロ泣き」とコメントが並んだ。
-
決勝進出もなぜか「お詫びいたします」 車いすラグビー連盟の謝罪にファン感動「素敵すぎる理由…」
2024.09.02パリ・パラリンピックは1日(日本時間2日)、車いすラグビー準決勝が行われ、世界ランキング3位の日本は同1位のオーストラリアを延長戦の末に52-51で破り、初の決勝進出とともに銀メダル以上も確定させた。歓喜に沸く日本車いすラグビー連盟(JWRF)だったが、なぜかSNS上で「お詫びします」と謝罪。その理由に、ファンからは「素敵すぎる理由」「受け入れちゃう」といった温かい声が寄せられている。
-
「大谷翔平を思い起こして下さい」の真意 ついに初勝利も…熟成途上露呈したラグビー日本代表の課題
2024.08.31ラグビー日本代表は25日(日本時間26日)、カナダ・バンクーバーで行われた同国代表とのパシフィックネーションズカップ(PNC)プール第1戦を55-28で制して、新体制でのテストマッチ4戦目で初勝利を飾った。9年ぶりに復帰したエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)の下で「超速ラグビー」という新たなコンセプトを謳い、若手を積極的に起用する中での待望のテストマッチ初白星。チームには自信と追い風にはなった一方で熟成途上も露呈。初勝利を遂げた80分間の戦いで浮かび上がった「超速」の課題を振り返る。(文=吉田 宏)
-
「ラグビーが野球に並ぶくらい有名に」 最強野武士軍団、エディージャパン…日本ラグビーの“これから”に託す思い
2024.08.20前身の三洋電機時代から15シーズンに渡りワイルドナイツの中心選手として活躍して、昨季でジャージーを脱いだ堀江翔太。このレジェンドの引退で、チーム内には三洋電機のジャージーに袖を通した選手はいなくなった。堀江のラグビー選手としての足跡は、そのままワイルドナイツが国内最強へと登り詰める道程と時を同じくしている。最近2シーズンは優勝候補最右翼とされながら決勝で苦杯を喫し、堀江自身も花道を飾れなかったが、真紅からブルーへと変わった“野武士軍団”のジャージーにどんな思いを抱いているのか、そして新時代の野武士たち、日本ラグビーに託す思いを聞いた。(取材・文=吉田 宏)
-
異国でペンキ塗りバイト生活「五郎丸たちは活躍してるのに…」 ラグビー人生のどん底、悲哀…辿り着いた2015年の栄光
2024.08.20ラグビー・ワールドカップ(W杯)4大会出場など日本代表の中心選手として活躍して、2023-24年シーズンで現役を引退した堀江翔太に話を聞いた。HOというスクラムの要と同時に、多彩なパスやキックでスタンドを沸かせ、日本人選手初のスーパーラグビー挑戦も果たした。プレーだけにとどまらず、洞察力とリーダーシップで桜のジャージーを牽引して、2015年W杯での南アフリカ代表撃破、そして19年大会のベスト8進出と、輝かしい足跡を残してきた。16年間に渡るトップレベルのラグビー人生、日本ラグビーのこれから、そしてジャージーを脱いでからの“第2章”と、ラグビー界のラスボスが、その思いを語ってくれた。(取材・文=吉田 宏)
-
ブラインドラグビー日本代表が新たな挑戦 初海外遠征へクラウドファンディング実施
2024.08.16発足から5周年を迎えた日本ブラインドラグビー協会が、新たな歴史を紡ごうとしている。11月に初めての海外遠征を行い、競技発祥の地・イングランドで同国代表と2度目の国際テストマッチに臨むことになった。
-
五輪メダルが「少しすり減ってきているの」 2週間の変化を米女子選手が証言、劣化を報告する声も
2024.08.14パリ五輪で物議を呼んでいるのが、メダルの“劣化問題”だ。表面がはげたなどの声が選手から上がる中、米国のラグビー女子代表のイローナ・マーは「少しすり減ってきているの」と自らの銅メダルの変化を口にしている。
-
第2次エディージャパン5試合の検証 若手起用も宿題山積み…対戦国の弁から透けた超速ラグビーの課題
2024.07.259年ぶりに復帰したエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)が率いた新生ラグビー日本代表の初めてのシーズンは、テストマッチ3戦全敗(ノンテスト戦1勝1敗)に終わった。7月21日に札幌で行われた最終戦では、イタリアに14-42と完敗するなど結果を残せなかった。指揮官が就任と同時に掲げた「超速ラグビー」で、母国オーストラリアが舞台となる2027年次回ワールドカップ(W杯)での8強突破というゴールへ辿り着けるのか。札幌までの戦いぶり、そして23日の総括会見から、第2次エディージャパンが、いま立たされている座標が浮かび上がる。(取材・文=吉田 宏)
-
新生ラグビー日本、勝ち切れない「超速ラグビー」 人口400万人、東欧の小国ジョージアから学ぶもの
2024.07.17エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)が復帰して2試合目のテストマッチだったジョージア戦(13日)も23-25と苦杯に終わったラグビー新生日本代表。6日に行われたノンキャップ試合で、史上初めてマオリ・オールブラックスに勝利。エディーの掲げる「超速ラグビー」に手応えを掴んで臨んだテストマッチで、世界ランキングで下位の相手に残り5分でひっくり返された。日本選手の強みをさらに深めた「超速」で勝ち切れないのは何故か。ジョージア戦の戦いぶり、敗戦後の選手の言葉から苦闘の要因が見えてくる。(取材・文=吉田 宏)
-
下着姿で次世代に伝えたい「みんな見た目は違う」 摂食障害も経験した英ラグビー女子の願い
2024.07.1326日に迫ったパリ五輪の開幕。女子7人制ラグビーに英国代表として出場するエリー・ボートマンは、同国の下着ブランドの企画で下着姿でプレーしたことが話題となった。英公共放送「BBC」に、裏にあった次世代への願いを告白した。
-
エディージャパン3戦目で刻んだ歴史 金星の理由、殊勲の男は「タマ」…見え始めた「超速ラグビー」の実像
2024.07.10ラグビー日本代表と若手候補らで編成されるジャパンXV(フィフティーン)が、マオリ・オールブラックスとの第2戦を26-14で勝利して、ノンキャップ戦ながらエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)が復帰して3戦目で待望の凱歌を揚げた。ニュージーランド(NZ)先住民マオリの血を引くメンバーで組まれた“代表”は世界ランク10位以内クラスの強豪チーム。日本代表も含めて、第1戦まで過去4度の対戦で1度も勝てなかった強豪から、なぜ新生ジャパンは金星を奪えたのか。敗れた第1戦からの進化、修正ポイントから、指揮官が掲げる「超速ラグビー」の実像が見えてきた。(取材・文=吉田 宏)
-
ラグビー松田力也、トヨタV入り正式発表 埼玉WKから移籍、日本代表SO「ファンと共に新しい歴史を」
2024.07.10ラグビー日本代表SOの松田力也が10日、リーグワンのトヨタヴェルブリッツ(トヨタV)に加入するとチームが正式発表した。
-
「新幹線を世界に紹介してしまう」 来日→満喫した海外ラグビー代表を見た人「日本は最高よ」と話題
2024.07.07ラグビーのリポビタンDチャレンジカップで来日したマオリ・オールブラックスが新幹線で移動し、脚光を浴びている。移動中の一幕を公開し「なぜ弾丸列車と呼ばれているのかわかった」と感激していたが、「新幹線を世界に紹介してしまう」「日本は最高よ」と国内外のファンから注目が集まった。
-
新幹線を体験した海外ラグビー代表が驚き 「なぜ弾丸列車なのか」「発車まで2分しかなく…」
2024.07.06ラグビーのリポビタンDチャレンジカップで来日したマオリ・オールブラックスが、新幹線に驚いている。移動中の一幕を公開。「なぜ弾丸列車と呼ばれているのかわかった」と感激していた。
-
2027年W杯へ芽吹くエディー・チルドレンの才能 課題露呈も…短期間で「目まぐるしい成長」評価された逸材
2024.07.04ラグビーの日本代表、同候補選手で編成されるジャパンXV(フィフティーン)は、6月29日に行われたマオリ・オールブラックスとの第1戦を10-36で落とした。チャンスをスコアに結び付ける遂行力という課題を露呈した一方で、2027、31年ワールドカップ(W杯)での活躍を目指す新世代のジャパン戦士が大きなインパクトを残した。苦杯の中で輝き始めた“エディー・チルドレン”の実力とポテンシャルを軸に、マオリ戦第1ラウンドを振り返る。(取材・文=吉田 宏)
-
日本の小学生の“全力おもてなし”に海外称賛の嵐「これは最高だ」 マオリ・オールブラックスを歓迎
2024.06.28ラグビーの「リポビタンDチャレンジカップ2024」にて、若手中心のジャパンXV(フィフティーン)と対戦するマオリ・オールブラックスが来日。強豪チームの到着を、ニュージーランド伝統のハカでもてなした日本人の小学生達に海外から称賛の声が集まっている。
-
日本人の社員選手は「傷の舐め合い」 V舞台裏で…“企業ラグビー”が燻るリーグワンで断行した改革――BL東京GMインタビュー
2024.06.2714シーズンぶりの王座奪還に成功した東芝ブレイブルーパス東京。現場から、チームをサポートする側に回った薫田真広GM(ゼネラルマネジャー)は、優勝までの躍進をどう支えてきたのか。インタビュー後編では、社員という境遇の日本選手の意識改革を促し、トッド・ブラックアダーHCを“勝つ指揮官”に変えたチーム変革、そして王者としてのこれからの挑戦を聞いた。(取材・文=吉田 宏)
-
ラグビーリーグワン初制覇への軌跡と戦略 世界的司令塔を招聘、契約書に書き加え奏功した一文――BL東京GMインタビュー
2024.06.272023-24年シーズンのラグビー・リーグワンは、東芝ブレイブルーパス東京が初優勝を果たした。前身のトップリーグで優勝5度、日本選手権でも6度王座に就くなど、国内のラグビーを牽引してきたチームにとっては、選手の世代交代、母体企業の経営難などを乗り越えての14シーズンぶりのタイトル奪還だった。この優勝を、チーム運営のトップはどう押し進めたのか。東芝府中時代から主将、監督、部長としてチームを知り尽くす薫田真広GM(ゼネラルマネジャー)の独占インタビューからは、名門復活への軌跡と戦略、そして日本のラグビーの盟主たる伝統と矜持が浮かび上がる。(取材・文=吉田 宏)