井上尚弥は5位で快挙ならず カネロが全米記者協会の「年間最優秀選手賞」を受賞
全米ボクシング記者協会(BWAA)は19日(日本時間20日)、公式サイトで年間最優秀選手賞を発表。WBO世界ライトヘビー級王者カネロこと、サウル・アルバレス(メキシコ)が選ばれた。主要候補にノミネートされていたWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は5位だった。
2位はロマチェンコ、3位はクロフォードで三つ巴の争いに
全米ボクシング記者協会(BWAA)は19日(日本時間20日)、公式サイトで年間最優秀選手賞を発表。WBO世界ライトヘビー級王者カネロこと、サウル・アルバレス(メキシコ)が選ばれた。主要候補にノミネートされていたWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は5位だった。
「カネロ・アルバレスがBWAAの新たなパウンド・フォー・パウンドキング」と公式サイトでは発表した。
11月にライトヘビー級タイトルマッチでセルゲイ・コバレフ(ロシア)を倒して、4階級制覇に成功したカネロは記者投票で137ポイントを獲得。2位のライト級3団体世界王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)は136ポイントで1ポイント差に泣くことになった。3位はWBOウェルター級世界王者のテレンス・クロフォード(米国)で130ポイントで三つ巴の争いだった。
4位はウェルター級2団体世界王者のエロール・スペンスJr.(米国)の93票。ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級を制した井上は85票で5位となった。
興行大手トップランク社と共同プロモート契約を結んだ井上は来季から米国を主戦場とする予定。2020年こそ、この権威ある栄冠を手にできるのか――。ボクシングの本場で強烈なインパクトが期待される。
(THE ANSWER編集部)