村田諒太に挑戦バトラー、“秘密主義”徹底 調整場所すら答えず「プライベートだ」
ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)は23日に横浜アリーナで初防衛戦を行う。16日には対戦相手の同級8位スティーブン・バトラー(カナダ)が、都内の帝拳ジムで練習を公開。会見では質問を煙に巻くことが多く、“秘密主義”を貫いた。
「12・23」村田諒太に挑戦バトラー、陣営は事前合宿場所も明かさず「カナダの某所」
ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)は23日に横浜アリーナで初防衛戦を行う。16日には対戦相手の同級8位スティーブン・バトラー(カナダ)が、都内の帝拳ジムで練習を公開。会見では質問を煙に巻くことが多く、“秘密主義”を貫いた。
挑戦者が不敵に笑った。報道陣約30人が集まった会見。バトラーは「とてもいい気分で調整できている。環境、食事もいい。早めの来日は正解だった」と笑顔を見せた。調整方法など過ごし方を問われると「ホテルの中にいるか、食事をするくらいの外出」と話すにとどめた。
トレーナーを務めるジャン・フランソワ・バージェロン氏も会見に同席。「どこでどんな調整をしていたか」の問いには「申し訳ないが、キャンプのことを教えることはできない。集中力を上げてやってきただけだ」と返答。「場所も言えないのか」と聞かれても「カナダの某所」と話すだけだった。
日本で世界戦を行う外国人には、帝拳ジムが練習場所を貸し出すことが多い。今回もバトラーのために用意していたが、この日の公開練習まで一度も現れることがなかったという。ホテルで汗を流しているとみられるが、バトラーは場所について「それはプライベートなことだ」と回答拒否。かたくなに詳細を明かさなかった。