[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

中国卓球で異常事態…ファンが侮辱→監督怒り爆発「もう一度言ってみろ」 100人以上取り囲み警察沙汰に

卓球のWTTチャイナスマッシュは中国・北京で開催されている。直前の愛知・名古屋アジア大会で、中国は男子団体決勝で日本に敗れて銀メダル。中国指揮官の采配を巡り、ファンから罵られる“事件”が発生した。

中国卓球男子チームの王皓監督(中央)【写真:新華社/アフロ】
中国卓球男子チームの王皓監督(中央)【写真:新華社/アフロ】

WTTチャイナスマッシュ

 卓球のWTTチャイナスマッシュは中国・北京で開催されている。直前の愛知・名古屋アジア大会で、中国は男子団体決勝で日本に敗れて銀メダル。中国指揮官の采配を巡り、ファンから罵られる“事件”が発生した。

 事件が起きたのは今月6日。中国メディア「大象新聞」は、「WTTチャイナスマッシュの会場通路を100人以上が取り囲み、中国卓球男子チームの王皓監督に対し、罵り言葉を交えながら『林詩棟を第一シングルスにしろ』と一斉に叫んだ。その嫌がらせに耐えかねた監督はその様子を撮影し、警察に通報した」と伝えた。

 その後、王監督の閻博雅夫人がSNSを更新。「競技スポーツはいったいどうしてこんなことになってしまったのか、私には理解できない」と投稿したという。

 愛知・名古屋アジア大会の男子団体決勝で、中国は日本に敗れて銀メダル。林詩棟より世界ランクが劣る温瑞博を2試合起用したものの、張本智和と松島輝空に歯が立たずに2敗を喫して敗北の原因となった。

 林詩棟は団体の後に行われた男子シングルス決勝で、大エースの王楚欽を4-0で下して優勝。同メディアは「力のある林詩棟の団体戦での起用が少なすぎたのではないか、選手の配置に誤りがあったのではないかと考えるファンが出てきたのである」とした。

 さらに「アジア大会男子団体決勝の選手の配置に対する意見の相違が、国の代表チームの監督を公の場で取り囲み、侮辱する行為へと変わり、一線を越えたのである。人々は試合を見るのではなく、会場を荒らす行為に出た」とし、中国の法律についても次のように説明している。

「『治安管理処罰法』には、大規模な集団的イベントの秩序を乱した場合は、警告または500元(約11800円)以下の罰金に処し、情状が深刻な場合は5日以上10日以下の拘留に処し、あわせて1000元(約23600円)以下の罰金を科すとの明文の規定がある。審判、選手あるいはその他のスタッフを取り囲んで攻撃したり、公然と他者を侮辱したりした場合は処罰の対象となる。拘留された場合は6か月から1年間、試合会場への立ち入り禁止を命じられることもある」

 また、同国メディアの「ジーボーバ」は、「WTTチャイナスマッシュで、中国卓球男子チームの王皓監督は、会場の外でファンと対峙した際、『もう一度言ってみろ、もう一度』と反撃した」と指揮官の怒りについても報道。世界最強を誇った卓球王国が、揺れている。

(THE ANSWER編集部)



W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
ABEMA
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集